脳梗塞と脳浮腫
若い人の脳浮腫は3日目がピーク。高齢者だと1週間くらい。
ピークが見られるまで毎日CT撮影する。

脳梗塞と出血性梗塞
出血を伴っている時、みるのはどこから出血しているか。脳浮腫の周辺部分からの
出血は場合によっては経過観察でいいが、本幹からの出血は注意深く観察している必要がある。

■「体幹を鍛えるリハビリ
 痙性麻痺の人は体幹を鍛えるリハビリが有効。

■ BOTOX注射
今のルールでは一回目は沢山注射できない。2ヶ月たったらOK。

■ 心房細動の有無
 脳梗塞で心房細動の有無のヒントとなるのが、BNPとD-dimer。
 BNPのカットオフは76、D-dimerは0.9。それ以上は心原性を疑う。

偽膜性腸炎予防
偽膜性腸炎予防にビオフェルミンR 3g分3もしくは6g分3投与すると効果があるといわれている。

■ バクタの投与方法
 バクタは1日に1回内服。毎日もしくは、一日おき(1日おきに飲める人であれば)

■ 好酸球
好酸球はストレスの指標となることがある。
好酸球↑はストレス↑を示し、コルチゾール↓を示す。

■ 口腔内の乾燥予防に
バイオエクストラマウスジェルが有効。

■ wheezeの強さの表現
1度:強呼気で聞かれる、2度:弱呼気で聞こえる、3度:吸気でも聞かれる、
4度:呼吸音が聞かれない
けいれんと選択薬
全身性痙攣であればバルプロ酸、部分発作から始まるのであればカルバマゼピンが第一選択。

デパケン
デパケンは妊娠してないことを確認して開始。
メリット・デメリットは話して開始する

腎臓が悪い人の注入
リーナレン。

認知症の精査
Vit欠乏・・・よく合併している。甲状腺機能低下症=橋本病
梅毒・・・滅多に居ないが見逃すと痛い
DLB・・・筋戸主苦がみられる。
大脳基底核変性症・・・キツネの手真似ができない

  アリセプトの副作用・・・突然死、食欲低下
   必ずMRIとRI検査で評価した上で投与する。

透析とMRI
透析患者にMRIの造影は禁忌。

三叉神経痛
トリプタノール、ガバペン、テグレトール

頸部動脈硬化
NASCET法

亜鉛欠乏
プロマック 2錠分2





顔面神経麻痺
顔面神経麻痺の急性期治療
 プレドニン 1mg/kg 3日で1錠減
 バルトレックス500mg 6錠分3
 オメプラール20mg 1錠分1
 アデホスコーワ 300mg分3
 ビタノイリンカプセル 5C3×
 ヒアレイン点眼
注意点
 リハビリは行わないこと。口を閉じる時は目は閉じない。
 味覚障害はありますか?
 左耳は大きく聞こえませんか?
 痛みはないですか?

立ち上がるという動作
椅子に座った状態で両腕を前に伸ばす。
重りを両手で持っていると容易に立ち上がることができる。
膝を鈍角に固定したり、頭が前に振れない状態にするだけで立ち上がれなくなる。

何の菌を想定して抗菌薬を選択するか
GPR→ピシリバクタ1日3回、メロペン、クラフォランなど。
大腸菌であればセファメジンやセフォタックスもいい。
パンスポリンもいいが置いていない
ロセフィンのいいところは1日1~2回ですむところと髄液移行性がいいところ
胆汁移行性がいいのはスルペラゾン。腹部の訴えであれば選択肢の一つ

■ 上室性頻拍
ワソランがいい。アデホスもいいが、アデホスは一瞬で失活するから大変。
AVRTは、His束を順行性(A→V)に伝わった興奮が、Kent束を逆行性(V→A)に伝わってグルグル回っている状態。
AVNRTはNodeの中でグルグル回っている状態。出る刺激はHis束から出るので、順序良く心室は興奮するのでnarrowQRSになる。
His束とKent束の2本の道が心房→心室にはある。
NarrowなQRSは刺激がHis束を通り順序良く心室が興奮しているということ。
WideなQRSは心室が出鱈目に興奮しているということだから、VTもしくはpseudoVTなので、AEDを持ってくる。(勝手に鑑別してくれる)。
リズムが一定なのはVT。
リズムがバラバラなのがpseudoVT。Afからの興奮がKent束を通って心室を興奮させているものなのでバラバラになる。
TdPにはマグネシウム製剤がいい。アミオダロンも。

COHb
5近くあればタバコを吸っている。

画像っていうのは
画像は結局水の変化を見ている。
水の変化を光で捉えるのが画像で、音で捕らえるのが聴診。
脱水があるとどちらも所見が消えてしまう。脱水補正で出現する。
全吸気に聞かれるのがホロクラックル。早期がearly, 後半がlate。
肺炎の音はまずearlyでそのあとホロになり、良くなるとlateになる。
lateはfineにも聞こえる。

痰のグラム染色も同じで
貪食像がまずみられて、抗生剤を始めると白血球のみ(=効いている証拠)になって、そのあと白血球も消失する。

シアノバクテリア
はじめて光合成を手にしたバクテリアで、CO2とH2OからO2とエネルギーを生み出した。

頭痛をきたす眼科疾患。
まずは緑内障。原田病にも髄膜炎症状があり、霞み目が出現する。

GOTとGPT
 まずはGOT(AST)優位に上がってきて、そのあとにGPT(ALT)優位で良くなっていると捕らえる。

セロトニン症候群
βブロッカー。プロプラノロール。
ペリアクチンが抗セロトニン作用でセロトニン症候群にいい。
よく分からない熱にはペリアクチン。
悪性症候群が動けない系だとしたら、セロトニン症候群はちょっと興奮系になる。
不安焦燥にはセルシンがいい。

■ 脳幹を栄養する動脈
脳幹を栄養する動脈には中央を走るparamedianと、ぐるっと回るShort circumferential arteriesとLong circumferential arteriesがある。

ADC
ADCが下がっていない脳梗塞は少し時間が経っている脳梗塞。
最終更新:2011年02月20日 03:09