一方、ライラと行動している僕は、サファイア、アメジストの2つの宝石を黙々と探していた。
「無いね……。 あっちの森に行ってみようか」
ライラが言う。
僕は少し怖かったけど、黙ってうなずき、一緒に薄暗い森へ向かった。
「ね、ねぇ ライラ。 あとどれくらいで抜けられるかな……?」
僕は思わず言ってしまった。
「どうだろう……。 とりあえずこの地図通りなら中間地点で休憩出来るみたい。 それまで頑張ろう」
とライラが言った。
「う、うん……」
僕は気になった。
そもそも何故、ライラが地図を持っているのか。
何故、休憩出来る場所があるのか。
そして……
何故、僕のセリフが少ないのか。
僕は聞いてみることにした。
「ライラ。 質問が3つあるんだけど……」
「いいよ。 言ってみて。」
「何で、地図なんか持ってるの……?」
僕は1つ目の質問を口に出す。
「この地図か。 落ちてたんだ。」
「何処で拾ったの?」
「あの時フライムが僕等を置いて消えたよね? 丁度その場所に落ちていたんだ。」
「……」
ライラの意外な発言に、僕は考えた。
フライムが姿を消したその場所にある……
まさかあのフライムが落し物をしたのだろうか。
それとも……
最終更新:2008年03月17日 16:08