パーソナルデータ
| 妙見山春覚坊善哉(みょうけんざん しゅんがくぼう ぜんざい) |
| 外見・その他 |
| 天狗のおじいちゃん 妙見善哉は妙見山の麓にある甘味処の主人である。 時折ぼけるのもご愛嬌。 だが、それは世を忍ぶ仮の姿。 その真の姿は、妙見山春覚坊善哉という天狗であり、特対のえーじぇんとなのである。 そして彼は、悪しきモノノケやアラミタマと戦い世の平和を守るのだ! 行け! 護法戦神シュゲンジャー! 戦え! 護法戦神シュゲンジャー! いつの日にかTNG48(※1)の仲間入りを果たす(※2)その日まで!! ※1:四十八天狗 ※2:しかし本人はそのことを強く否定 Ver 1.2 |
| 性別 | 年齢 | 経緯 | 霊紋の位置 | 霊紋の形状 | 目的 | 表の職業 | 特徴 |
| 男 | 不明 | 生来から | 額 | 巴紋 | ワシ、ちやほやされたい。 | 名士 | 地位 |
| レベル | 取得経験点 | 残経験点 | 種族 | タイプ | 種族特典 | 称号/メイン | 称号/サブ | 系統 |
| 6 | 1067(GM100) | 167 | 半妖 | 戦士 | 妖魔の血 | ゴッドハンドA | アークスレイヤーA | 戦闘 |
主能力値 副能力値
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タレント
| 名称 | タイミング | 距離 | 対象 | コスト | 効果 |
| 飛翔 | 開始 | 使用者 | 使用者 | 奇・奇 | 特殊効果。1戦闘中、あるいは1シーン中、 対象は[状態変化:飛行]を得る。 |
| 太刀風 | 攻撃 | 6マス | 1体 | 連番 | 物理攻撃。ランク+1で対象に[特殊攻撃] 1ターン中1回のみ。 |
| ※天地功 | 特殊 | 使用者 | 使用者 | 6 | ダメージ算出時に使用。ランク+1。 ダメージを受けた対象を任意の方向に3マス移動可能(近接状態を無視) |
| ※破神秘奥 | 準備 | 使用者 | 1体 | 4・4 | 物理攻撃。 [ダメージ算出]に+2ランク。 |
| 陰式 | 特殊 | 7マス | 1体 | なし | 特殊効果。戦闘中ならいつでも可能。 対象1体と霊力1個を交換できる。 |
| 拳器一体 | 常時 | 使用者 | 使用者 | なし | 常時効果。 素手以外の武器を装備中でもゴッドハンドAの称号タレントを使用可能。 |
| 霊紋秘孔 | 常時 | 使用者 | 使用者 | なし | 天地功の効果に「名称に「xn体」の表記のあるモノノケを即座に死亡にできる」を追加。 殺技深奥等も適応可能。 |
| ●風神嵐 | 常時 | 使用者 | 使用者 | なし | 常時効果。太刀風をコスト奇・奇で使用可能になる。 コスト奇・奇で使用時、対象と距離を戦闘地帯に変更。 |
| ◎絶招 | 特殊 | 使用者 | 使用者 | なし | 天地功の効果に「ダメージ算出時に任意の主能力値」の修正を得る。 また「ダメージを与えた障害物を任意で消滅できる」を追加する。 |
| 得意技(天地功) | 常時 | 使用者 | 使用者 | なし | 指定したタレントのコスト一つを消費したものとして扱う |
| ▲都合のいい偶然 | 特殊 | 戦闘地帯 | 1体 | 奇 | 対象がロールを行った直後に使用。対象のロールの出目一つを±2する。 (結果としてFB・CTも発生)1戦闘、1シーン中1回。 |
| ●パフォーマンス | 常時 | 使用者 | 使用者 | なし | コストがゾロ目、連番の種族タレントを [コスト:偶]で使用可能 |
アイテム:武器・防具・装飾
| 種別 | 名称 | 命中 | 回避 | 発動 | 抵抗 | 看破 | 物D | 魔D | 行動 | 生命 | 装甲 | 結界 | 補足 |
| 武器 | 神仏の錫杖(神像+ハンマー) | +1 | +14 | +5 | |||||||||
| 武器 | |||||||||||||
| 鎧 | 霊毛コート | +3 | +1 | 1戦中1回 行動値+5 |
|||||||||
| 装飾(手) | 降魔の数珠(勾玉の腕輪) | +2 | |||||||||||
| 装飾(脚) | 天狗の高下駄(タクティカルブーツ) | +3 | |||||||||||
| 戦闘値 | 11 | 11 | 1 | 1 | 5 | 8 | 1 | 21 | 66 | 0 | 0 | ||
| 総計 | 12 | 11 | 1 | 1 | 5 | 24 | 1 | 29 | 66 | 3 | 1 | ||
武器補足
神仏の錫杖(神像に両片手槌を武装融解):1戦闘中1回物理攻撃のランクを+2
茨の鋲(初):物理ダメージ+2
爆殺トリガー(ミシャグジの宝物等16点分の素材使用):1戦闘中1回ダメージ算出時に[物理攻撃]のランクを+3出来る。
移動
| 簡易移動 | 戦闘移動 | 全力移動 |
| 1マス | 9マス | 27マス |
アイテム:常備
| 霊毛シュラフ | 呪符(消去時【精神】+1) | モバイル | 高級住宅(甘味処『葉隠庵』) |
| 隠れ家(茶室) | おしゃれな服 | 自動車(乗らない) |
アイテム:消耗(選択したセット:精神型)
| ポマンダー | おちみず×2 | 五石散 | アムリタ |
| 魔香×5 | ガロリーブロック×5 | 聖水×5 | 使い捨て呪物×1 |
| 黒の章×2 | 白の章×2 | 紅の章×1 | 青の章×1 |
獲得素材
| 青銅の角×3 | 移動+1 | 効果値2 | ||
| 鬼の爪 | 物D+1 | 効果値1 | ||
| 乳白色の牛皮 | 体力+1 | 効果値1 | ||
所持金:3500
関系NPC 竹内城太郎:友人
竹内城太郎は妙見山の麓にある、甘味処『葉隠庵』で『ぜんざい』を食べていた。
この店は、とにかく座れば『ぜんざい』が出てくる。お茶と小皿に塩昆布を添えて。
ここの店主がそれしか作らないのでそれしかメニューにないからなのだが。
夏は『冷やし白玉ぜんざい』になる程度である。
だが、美味い。
どうしたことか、あんなのが作ってるのに美味い。
困ったことに美味いので、穴場の甘味処として、久代においては名が知れていて、若い女性が多く集まる。
だが、竹内城太郎は知っている。
全ては、天狗の目論見どおりであることを。
思いつきなのか、なんなのか、ある日、突然。
「ワシ、すうぃーと? すうぃーつ? とにかく、そんな感じの店を出す。わっぱ、ちと付き合え」
と、意味の解らない事を言い始めたかと思えば、全国津々浦々の『ぜんざい』の有名店を回り、味を調べ、研究をし、この店を開いた。
「ひょひょ、これで若い女子がようけ来るわ」
珍しく努力と言うものをした天狗の自信に満ち溢れたそれは、言葉どおりになった。
店の雰囲気を整え、味や添え物は時期にあわせて調整、値段は儲けなど無いに等しいほどに安く抑えた。
メニューの不自由さは勝負のポイントというか、店主の名前に書けた代物なので、こだわりだったようだが、そこは逆にウケたらしい。
何故にそこまで努力をするか、と言う質問に対して、天狗はこう答えた。
「わっぱ。ぬしゃ、思春期真っ盛りじゃろう? わからんか?」
と片手で何かをシェイクする下品な素振りを止めさせて、再度問いただすと、
「ふん、そんなもん、若いオナゴの喜ぶ顔が見たいからにきまっとろうが」
………………………………ああ、うん、そーッスねー。
古来より、天狗とは、助平なものである。
そんなことを思い返しながら、唯一無二のメニューであり、オススメの品であり、名物であるところの『ぜんざい』を食べていると、
「おう、わっぱ。それを食べ終わったらちょいと来てくれ、話があるでの」
と、声をかけられる。
「なんスか? また、改まって」
「ちとな、相談事じゃ」
「……えー」
「話を聞くというのなら、そうじゃの、しばらくの間『ぜんざい』タダで食わせてやる」
そういうことであれば、まぁ。
裏の天狗専用の茶室――何に使うつもりで作ったのか知れたものではないが、最終的にこうして溜まり場のようになっている――
に上がり、年代物のゲーム機の電源を入れて、ゴーカートに乗ったキャラが、バナナの皮投げたり亀の甲羅投げたりコイン拾ったりで待つことしばらく。
「おうおう、すまんすまん。またせたの」
「いや、そりゃいいっスけど、どうしたんスか?」
「ワシな、コレになる」
と、雑誌を開いて出してくる。
そこには、
「………………ご当地ヒーローッスか」
「うむ」
「何故にまた」
「わからんか」
「わからないっス」
「カッコよくなりたいんじゃよ。で、菊理ちゃんにちょっと褒めて欲しかったり。後、ちょっと天狗の格上がるかもしれないじゃん?」
「……どっから突っ込みいれれば良いのかよくわからないッスけど、とりあえず、そのご当地ヒーローになりたいってのを俺に話してどうしたいんスか?」
「んむ、そこじゃよ。わっぱ。ワシをぷろでゅぅすせい」
「は??」
「じゃから、ぷろでゅぅす? とか何とか。とにかく、ワシを若いモンとか、わらしどもとかの人気者にするんじゃ」
「えーっと??」
「わからんヤツじゃのう」
「わからんのはアンタっす!」
「何がわからんと言うのじゃ!!」
「なんで、いい年こいてご当地ヒーローやりたいとか、菊理ちゃんに褒めて欲しいとか、若者とか子供の人気者になりたいとか言い始めるのかその思考がさっぱりッス!」
「そのまんまじゃろうが! そのとおりになりたいんじゃから、わっぱ! 何とかせい!」
「無理ッス!!」
「金塊50本くらいは出さんことも無い」
「いやっス!」
「業突くじゃのう。100ならどうじゃ」
「そんなこと言われても無理ッス!!」
「300」
「さ、3……え……い、いや、そういう話じゃなくって、む、むり、無理ッス!」
「ええい、ならば500!! どうじゃ!!」
「ご、ごひゃ……500ッスか」
「んむ」
「…………500ッスか」
「くどいわ、わっぱ」
「辛く険しい道になるッスよ?」
「よい、あらゆる艱難辛苦を珠にしてみせようぞ」
「ういッス、なら、この竹内城太郎。妙見山春覚坊善哉殿を一人前のご当地ヒーローにしてみせるッス!!」
「宜しく頼む!!」
「ウッス!!!」
おまけ ~善哉くんと城太郎くんの楽しくない絵描き歌~
「棒がいっぽんあったッスー♪」
「はっぱかのう♪ はっぱゃないのう♪」
「棒っス」
「……」
「……」
「かえるかのぅ♪ かえるゃないのぅ♪」
「棒っス」
「……」
「……」
「ろくがつむいかにあめざーざー♪」
「……なにやっても棒は棒っスよ?」
\ジョータローニヒビイッテー/
三#゚д゚)ノ ε=ヾ(;・∀・)/
おしまい。