『リーフ』
■パーソナリティ
経験と特徴 :身軽(効果:【敏捷】判定+2)
竜脈獲得 :生まれつき
竜脈による影響:老化遅延
称号獲得 :得意
目的 :世界に名を轟かすため
瞳の色:金
髪の色:紫
肌の色:色白
異名 :流転の風
悪行 :特定組織の支部を単身で壊滅/数多の戦場において、常に生存
知名度:4/英雄
| LV |
種族 |
タイプ |
種族特典 |
称号/メイン |
称号/サブ |
系統 |
| 3 |
トリニティス |
汎用タイプ |
第三の眼 |
異界探索者A |
異界探索者B |
汎用系 |
|
体力 |
敏捷 |
知性 |
精神 |
幸運 |
|
物D |
魔D |
行動値 |
生命力 |
| 能力値 |
2 |
6 |
3 |
1 |
7 |
|
1 |
2 |
12 |
12 |
| 戦闘修正 |
- |
2 |
- |
1 |
2 |
|
1 |
1 |
10 |
26 |
|
命中 |
回避 |
発動 |
抵抗 |
看破 |
|
物D |
魔D |
行動値 |
生命力 |
| 戦闘値 |
2 |
8 |
3 |
2 |
9 |
|
2 |
2 |
22 |
38 |
~
| 名称 |
タイミング |
距離 |
対象 |
コスト |
効果 |
| 致命失敗 |
特殊 |
戦闘地帯 |
1体 |
なし |
ロールをファンブルに |
~
| 名称 |
タイミング |
距離 |
対象 |
コスト |
効果 |
| *ダブルムーブ |
開始 |
使用者 |
使用者 |
3・3 |
[タイミング:準備]を2回、【命中】+1 |
| *法則解除 |
特殊 |
戦闘地帯 |
1体 |
3・3 |
[タイミング:常時]以外の《タレント》の効果を消滅 |
| ハイド |
準備 |
使用者 |
使用者 |
偶・偶 |
特殊効果。[障害物]が存在しない場所でも[状態変化:隠密]になれる。達成値は20。 |
| アクロバット |
終了 |
使用者 |
使用者 |
ゾロ目 |
特殊効果。対象は6m(2マス)の距離を任意で移動できる。[近接状態]であっても自動で突破 |
| 諜報技能 |
常時 |
使用者 |
使用者 |
なし |
常時効果。【敏捷】【知性】【精神】の[達成値]&[装甲]+2 |
| ●射撃の名手 |
常時 |
使用者 |
使用者 |
なし |
常時効果。 |
~
|
名称 |
命中 |
回避 |
発動 |
抵抗 |
看破 |
物D |
魔D |
行動 |
生命 |
装甲 |
結界 |
| 武器 |
アーマーピアッシング |
- |
- |
- |
- |
- |
(11) |
- |
-4 |
- |
- |
- |
| 武器 |
トライ・マンゴーシュ |
- |
+1 |
- |
- |
- |
(+3) |
- |
- |
- |
+2 |
- |
| 防具 |
コンバットレザー |
- |
+1 |
- |
- |
- |
- |
- |
-3 |
- |
+3 |
- |
| ---- |
| 装飾 |
ウェポンヴァイン |
+1 |
- |
- |
- |
- |
+2 |
- |
- |
- |
- |
- |
| ---- |
| 装飾 |
精神の指輪 |
- |
- |
- |
+1 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
| ---- |
| 他 |
---- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
+2 |
- |
|
命中 |
回避 |
発動 |
抵抗 |
看破 |
物D |
魔D |
行動 |
生命 |
装甲 |
結界 |
|
2 |
8 |
3 |
2 |
9 |
2 |
3 |
22 |
38 |
0 |
0 |
| 合計 |
3 |
10 |
3 |
3 |
9 |
2 |
3 |
15 |
38 |
7 |
0 |
~
| 物理DR |
1 |
簡易移動 |
3m/1マス |
戦闘移動 |
20m/7マス |
全力移動 |
60m/20マス |
■所持品:
- ブレイドカード
- スモールシールド
- 風霊の小手(銀の小手+風の牙(素材:敏捷+2))
⇒敏捷+3、腕防具(装飾)
(初期選択:討伐者セット・敏捷型)
常備
- 火口箱(休息回復量+3、その他)
- サバイバルキット(休息回復量+5、準備)
- 寝袋(休息回復量+5、睡眠)
- 調理器具(休息回復量+3、食事)
- ツールキット(【敏捷】の[行為]+1)
- マスターキット([消去]時【敏捷】+2)
- 真実の瞳(【幸運】の判定+1)
- 化粧道具([偽装]+1)
- 手鏡
- 筆記用具
- ろ過装置
- 魔法の瓶
- ゲーム(カード、サイコロ、麻雀)
- 男性用下着
- 女性用下着
消耗
- ダブルリーフ(回復15)*2
- ポーション(回復5)*5
- グレートエリクサー([苦痛・麻痺・不動]を[解除])
- レッサーエリクサー([暗闇・猛毒]を[解除])
- フェニックスポット([気絶]を[解除])
- 魔法のロープ([消去]時【敏捷】+1)*8
- 空気の実(1時間水中呼吸可能、[水泳]+2)
- 聖水([種別:不死]へのダメージランク+1)
- ちょっと良いエール(5G)
- だいぶ良いワイン(20G)
素材
- 重力の剣/体力+1/500G 法則障害
- ふさふさした石/抵抗+2/1000G 法則障害
残所持金:2460G(エーデルから200借金)
■設定
別段、特別なことは何も無かったように思う。
ただ、彼は生まれた時から竜脈使いで、周囲はそれを『特別』なこととして扱い、自分もまたそれを当然だと思っていた。
生家は、ごく普通の一般家庭だった。何故そんな家に竜脈使いが生まれたのかは今もって解らない(占い師曰く、産まれた晩に流れ星が落ちたとかどうとか)。
ただ、彼が生まれた時に両親は廻り中から散々にもてはやされたらしい。振って湧いたような幸運、とすら称されたそうだ。ただ、それが本当に幸運だったのか、というと、多少の疑問は残る。両親にとっても、彼にとっても、だ。
実際、竜脈使いという存在に気兼ねしたのか何なのか、両親の彼の扱いは最初から最後まで腫れ物に触るかのようだった。
勿論、人並みに褒めてもくれたし、人並みに叱ってもくれた。ただ、それでも、何処か薄皮一枚を隔てたような違和感を感じない日は無かった。
子供心に寂しさを感じないワケではなかったが、けれどそれを殊更口にしたことは無かった。何故なら自分は『特別』なのだから。『特別』な人間は、しなければいけないことも、我慢しなければいけないことも、普通の人間より多いのだと、彼は自分を納得させていた。
幼い彼は純粋だった。人の善意を信じていた。人の悪意を憎んでいた。『特別』に生まれついた自分の運命に向かい合い、責務を受け入れ、人類の為に戦おうとすら思っていた。
その為の鍛錬も、毎日欠かしたことは無かった。というより、出来ることは何でもした。毎日ギルドに入り浸り、討伐者達から教えを乞い、魔境内部の話をせがんだ。
不幸だったのは、彼に天稟があったことだろう。身のこなしの素早さにおいて、彼は群を抜いていた。まだ幼い時分に討伐者達の中にあっても尚、だ。そのことが、ますます彼の『特別』たらんとする意識を助長することとなる。
ただ、そんな彼でも、どうしても敵わないと認める人物は居た。言うまでもない。他の、より経験を積んだ竜脈使い達だ。それは当初は憧れであり、やがてさほどの時を置かず目標となった。
あるいはそのまま長じていれば、彼は優秀な討伐者として名を馳せ、いずれは特級討伐者の位に到っていたかもしれない。
人の善意を信じ、弱きを助け強きを挫くような、正義を奉ずる人間になっていたかもしれない。
ただ、当然のように、そんな未来は訪れなかった。
最初の予兆は、歌だった。
聞いたことの無い言葉であり、聞いたことの無い旋律の歌だった。ただ、そんなことは問題が無い程に、その歌は人を惹き付けるものを持っていた。
それは何処かもの悲しく、切なく、そして魂を凍らせるようにとびきり美しい歌声だった。
恐らく街の中で一番最初に気がついたのは彼だったろう。……しばし歌声に聞き惚れた彼は、やがて歌い手の姿を知りたくなり、歌声を辿るように足を運んだ。
……そして、出会ってしまった。本当の『特別』に。
否、そんな言葉で推し量ることすら出来ないような、ただただ隔絶のみを感じさせる存在に。
少女の姿をしたソレと出会った次の瞬間、彼は全速力で逃げ出していた。
可愛らしい容貌が、身に纏った粗末な服が、美しく切ない歌声が、その全てが恐ろしかった。理由も理屈も無く、本能がそれを感じていた。
あれは、無理だ、と。
逃げ帰った彼は、ギルドの竜脈使いの下へと駆け込み泣き喚き小便を漏らしながら一切合財をぶちまけた。
……異様に怯えた彼の様子に戸惑っていた竜脈使い達も、彼の話を聞くうちに表情が変わっていた。そして、誰かが呆然とした声で呟いた。
「“凶神”エルマナ……」
……その3日後、彼の生まれ育った町は無くなった。
瓦礫も、廃墟も残りはしなかった。後に残されたのは、街としての痕跡ではなく、エルマナの足跡たるだだっ広いさら地だけだった。
そして、そのさら地を、彼はたった一人で眺めていた。
戦わなかったから。……彼の話を聞いた竜脈使い達が其々に武器を取った時、彼だけは一片の躊躇も無く逃げ出すことを選択し、それどころか他の者達に逃げるよう説得さえした。
……勿論、誇り高い竜脈使いは、その言葉を受け入れることは無かった。
彼らは、怯える彼を見て笑ってこう言った。
「……後は、任せておけ」と。
正直に言えば、多少の期待はあった。自分では不可能だとしても、彼らなら。己の目標であり、よほど先を走る彼らであれば、アレをどうにかしてくれるのではないかと。
そして、そんな淡い希望もろともに、彼らは完膚無きまでに打ち砕かれ、消滅した。
……さら地になった生まれ故郷を眺めながら、彼はようやく、こと此処にいたってやっと、世界と、自分自身の勘違いを悟っていた。
「なんだ……全然、『特別』じゃないじゃないか」
竜脈使いですら、この程度なのだと。……竜脈使いなど、この程度なのだと。
そして、全てが馬鹿らしくなった。自分はこれまで、何に拘っていたのか。人類の希望が、聞いて呆れる。正々堂々? 正義は必ず勝つ? 冗談じゃない。
人類にも、そして竜脈使いにも、そんな余裕は欠片も存在しないのだ。
……それから数十年。
彼は、数多の戦場で名を馳せるようになっていた。
ただし、価値ある英雄としてではない。自らが生き残り、勝利を得る為には手段を選ばない外道として、だ。
……何者にも縛られず、一箇所にも留まらず、何かを探すように何処からともなく表れ、何処へともなく消えていく彼は、いつしか皮肉を込めて『風』と呼ばれるようになっていた。
そして今現在。
彼の身柄は、神聖教会の下にあった。
とある組織との戦いで取った手段が――とうとう、当局の目に留まったというわけだ。
文字通りに首輪をかけられながら、懲役の減刑を餌に魔境討伐に赴く犯罪者。
それが、彼の今の立場である。
<外見・性格>
それなりの身長に、若干細身の体躯。
金色の瞳と、紫の髪を持つ。
性格は、基本的に気まぐれで軽薄。
まず第一に己の好奇心を優先し、その為に己の前言を翻したり、都合良く曲解することは日常茶飯事である。
その姿勢から、外面的には常に笑顔で万事につけ面白がるような態度をとり続ける。
……が、実際はかなりシビアな考え方の持ち主であり、計算ずくの言動であることも多々あるようだ。
拘りの無さと本質的な余裕の無さ(表面的には常に余裕ぶっているように見えるだろうが)の双方から、それが効率的であるならば目的達成の為に手段を選ばないことが多い。
彼にとって戦いとは、不意打ち、闇討ち、騙まし討ちを基本としたペテンの作法である。
竜脈使いの召喚等に関しては、基本的に素直に応じる。(あるいは一応応じてきた)
が、これは義務感や使命感からでなく、単に神聖教会に目をつけられると厄介なことになる、という判断からのものである。(実際、現状、かなり厄介なことになっている)
その為、召喚の内容に対しては仕事と割り切った態度で接することが多く、『竜脈使い』という存在への意識は限りなく低い。
<その他>
残り刑期:1350?
初期関係
情報共有:アンネローゼ
好敵手:アウロラ
知人:アルバート
最終更新:2013年01月13日 00:34