sudo


このコマンドは、一時的(コマンドを実行するときだけ)に、実行ユーザを変更して実行させる。
WindowsコマンドのRUNASに相当。
よく、root権限を必要とするシステム管理コマンドを実行しようとする際、suコマンドでユーザログオンしなおして行ってしまうことが多々あるが、これだとそのユーザのパスワードをしっておく必要があるし、また、調子にのってそのユーザのままで、いろいろ作業(コマンド実行)をしてしまう。
よって、この問題を解消するため、このコマンドを使うようにする。

<準備>
# visudo  (viで設定ファイルを編集する。)
以下の書式で、sudoを使用可能にするユーザを1行追加する。
<user name>  ALL=(ALL) ALL

<操作>
この設定の場合、、、
(当該ユーザにて)$ sudo -u <exe user> <実行したいコマンド文>
を実行すると、
> Password: 
と聞いてくるので、ここで<exe user>で指定したパスワードでなく、当該ユーザのパスワード)

<実行例>
[user01@testsv99 ~]$ sudo -u root vmstat
Password:
procs -----------memory---------- ---swap-- -----io---- --system-- ----cpu----
r  b   swpd   free   buff  cache   si   so    bi    bo   in    cs us sy id wa
1  1  12104  11460   1928  50812    1    6   117    29 1026   163  7  1 84  9
[user01@testsv99 ~]$
最終更新:2007年01月28日 00:37