セト

神を・・・退けた


ファラオの神の力・・・
その神にも匹敵するカー・・・神ばかりが最強ではない・・・?

ご無事で何よりでした、ファラオ



は。しかし軍隊を広範囲に配備しております。
城下町、砂漠、渓谷、これだけの包囲網をかいくぐるのは不可能かと。

神・・・
私に考えがあります、アクナディン様。
民衆の中にはまだ潜在的にカーを宿した者がいるはず、
そのような人間を捕え、我々の手によってその者の宿すカーを強力な兵器として開発するのです。

ですが、バクラのディアバウンドの恐るべき力、それが奴の憎しみから現れているとしたら

アクナディン様、バクラのような盗賊や咎人、これら憎しみにまみれた者どもの中に、
奴のディアバウンドに匹敵する・・・いや、神をも凌ぐカーが見つかるやも知れません。

全てはファラオのため。これによって咎人の数も減れば、一石二鳥ではありませんか
王宮繁栄のためには、我が手を血に染めることも厭いませぬ。
戦場で命を散らせた我が父もそのようなお方であったと聞いております。


社長

ブルーアイズとオレの因縁・・・
オカルトかぶれのバクラの言葉など、このオレが聞く耳など・・・だが、あのブルーアイズの嘆き・・・
馬鹿な、よせ・・・
これは、いったい・・・
くっ

わかっている。
運命など、因縁など、ありもせぬくだらぬ非現実的な情念に突き動かされるオレではない。
だが、このまやかしを見破るためには・・・

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最終更新:2019年02月02日 21:24