【前回のあらすじ】
奴らの余裕は、タッグデュエルの戦略を持つ者ゆえ。
それに対し、海馬は一人で戦おうとしている…。
こんな状態で、城之内君達を助け出す事が出来るのか!?
呪魂の仮面?
ッ!
クッ…!
トラップカード!?
光の奴はモンスターカードを出してこない。
仮面カードで敵モンスターの攻撃力を徹底的に封じる戦略か?
ッ…。
クッ!ドロー!!
暗黒魔族ギルファー・デーモン。特殊能力を備えた、6ツ星モンスターだ。
だが…。何か嫌な予感がするぜ。
よし!マグネットウォーリアーを生贄にして…!
何!!
何!?
クッ……!
俺達は、4ツ星モンスターしかフィールドに出せない。
リバースカードをセットして、クリボーを守備表示で場に出し、ターンエンドだ!
生贄召喚を封じられては、俺達に勝ち目はない。
海馬!俺達が勝つ方法はひとつ!
海馬!
駄目か…。このままでは……。
よし!
しかし、その攻撃力分、海馬だけでなく、仲間の闇の仮面もダメージを受けるはず。
ッ!海馬!これには裏がある!!
海馬。
フフン。クリボーに増殖のマジックカードを発動した。
クリボーとマジックカード増殖とのコンボだ!
貴様らの攻撃は海馬には届かないぜ!
海馬。このタッグ戦は、確かにチームの2人共が敗れるまで続く。
しかし、実際はお前か俺、どちらか一人が倒れたら全ては終わったも同然。
今俺達に牙を向く、2匹のグールズのコンビネーションは完璧だ。
互いに攻守を補い合い、そのチームワークが生み出す攻撃は一分のスキもない。
この戦い、俺達の力を結束しなければ、到底グールズを倒す事は出来ない!
最終更新:2018年08月08日 01:23