オリジナルカード作りの手引きです
カードテキストについて
- 確実に禁止カードになりそうなカードは考えない。
- 相当難解なテキストな場合は補足説明を付けて下さい。
- 過去に作ったカードの続編の場合は同スレにある場合はアンカーを付けて下さい。
- テキストはできるだけ最新のOCGを基準にして下さい。古いコンマイ語は激しく適当です。
- テキスト適度に改行して記述して下さい。全角40文字程度が目安です。
- 数字やアルファベットは半角文字にすると容量を節約できます。(全角文字は1文字あたり2バイト、半角は1バイト)
よく出てくる召喚系の解釈
例外もありますのでカードテキストが優先されます。
- 通常召喚 ⇒ 召喚権を使って表側攻撃表示または裏側守備表示で手札からモンスターを出す行為
- 召喚 ⇒ 表側攻撃表示でモンスターを通常召喚する行為
- 反転召喚 ⇒ カードの効果を使わないで裏側守備表示から表側攻撃表示にする行為
- 特殊召喚 ⇒ 上記に含まれない、カードに記されたテキストや効果、ルールに従ってモンスターを出す行為
- セット ⇒ 裏側守備表示でモンスターを通常召喚・特殊召喚する行為。
- 戻す/戻る⇒ 一時的に除外されていたモンスターをフィールドに戻す行為。戻すだけなので特殊召喚扱いにはならない
カード全般
- オーバースペックは制限・準制限化していくと吉。
- OCGで既に同じ名前のカードが出ていないかチェックしよう。
- 9期からは1つ1つの効果に番号が振られるようになった。
番号が振られていないテキストは効果外テキスト扱いになり、無効になる事がないのでしっかり書き分けよう。
- 本当によくある用語の間違い(誤⇒正)
- アンデッド族⇒アンデット族
- 火属性⇒炎属性
- 土属性⇒地属性
- 場⇒フィールド
- 召還⇒召喚
- オーバーレイユニット⇒X素材(エクシーズ素材)
- 除外ゾーン⇒除外されている(自分・相手の)カード(除外ゾーンという領域は存在しない)
- 「○○してもよい」⇒「○○できる」
- 長大になりがちなカード効果に対応するためか9期からはカードテキスト内に書かれる特定の用語が省略されるようになった。
オリカのテキストもこれに則って省略して書いた方が再現度も高くなり、テキスト量の節約にもなるのでぜひ覚えておこう。- 例
- 「○○」と名のついたカード⇒「○○」カード
- フィールド上⇒フィールド
- エクストラデッキ⇒EXデッキ
- ライフポイント⇒LP
- シンクロ⇒S
- エクシーズ⇒X
- ペンデュラム⇒P
- 強制効果か任意効果か、タイミングを逃す効果か逃さない効果というだけでも強さが異なってくる。
テキストの細かな書き方でこれらが変わってくるので注意。- 「~~時、発動できる」⇒タイミングを逃す任意効果
- 「~~場合、発動できる」⇒タイミングを逃さない任意効果
- 「~~時、発動する」・「~~場合、発動する」⇒強制効果
モンスター編
- 「このカードがリバースした時~」のような効果を持っていてもリバースモンスターに分類されない物もいる(例:ペンギン・ナイトメア)。
- 「リバース効果」は現在のルールには存在しない効果分類なので注意。リバース効果は全て誘発効果に統合され、
リバース効果を持っていたモンスターは「リバースモンスター」という種別のモンスターになった。
- 「特殊召喚できない」のような効果を持つモンスター、自身の効果などで矛盾にならないか。
- ファントム・オブ・カオスの存在に注意。召喚条件をつけても墓地に落として効果を発動できる。
- 「通常召喚できない。~~して特殊召喚する」モンスターの場合、規定の方法で特殊召喚しないと蘇生することは出来ない。(蘇生制限がかかる)
- 蘇生制限を満たしていないモンスターでも規定の方法であれば蘇生・帰還は可能。
(蘇生制限を満たしていない儀式モンスターを墓地から儀式召喚できる等)
通常モンスター
- 効果を持たない儀式・融合・S・X・リンクモンスターは通常モンスター扱いではない。
- 一方、PモンスターはP効果を持っていても種別が通常モンスターであればしっかり通常モンスターとして扱われる。
儀式モンスター
- 儀式召喚するモンスターとしての条件さえ合っていれば、専用の儀式魔法でなくても儀式召喚できる。
強い儀式モンスターであるかわりに儀式魔法の発動条件などを厳しくしても、高等儀式術のような汎用儀式魔法でアッサリ出されてしまう場合もあるので注意。
- 儀式モンスターを儀式召喚するために必要なカードが儀式魔法であるとは限らない(例:剣聖の影霊衣-セフィラセイバーやアモルファスPなど)。
- 儀式魔人リリーサーを始めとする儀式魔人の存在に注意。儀式モンスターとの相性次第では不条理な展開を生み出しかねない。
融合モンスター
- 融合召喚以外でも融合モンスターを特殊召喚する手段がいくらかある(例:デビル・フランケン等)ので、強力な融合モンスターには「融合召喚でのみ特殊召喚できる」といった召喚条件を設けておくといい。
S(シンクロ)モンスター
- 墓地肥やしとモンスターの特殊召喚を同時に行うため、素材の再利用などによってソリティアを誘発しやすい召喚法である、という点に特に注意。
シンクロ関連の効果は使用回数の制限がないと悪用される可能性が高くなる。(例:TGハイパー・ライブラリアンなど)。
X(エクシーズ)モンスター
- 他の召喚法に比べると大人しい部類で調整は簡単な部類に入るが、高ランクモンスターでも出しやすくなるRUMの存在には一応気を配って種族や属性、ランク等を決めるといいだろう。
P(ペンデュラム)モンスター
9期より加わったモンスターカード群。Pゾーンに置いてある間のみ魔法カードとして扱われるなど特有のルールを数多く持つ。
効果の書き方を誤るとすぐトンデモ性能になるため注意。
- その特性上、複雑な効果を持たせるとテキストがすぐ膨大になるので、文字数には気を付けること。
- バウンスで再利用できることや、破壊してもP召喚ですぐに戦線復帰するため、強力な効果は2回以上の発動が困難にすると禁止級にならずに済む。
- Pスケールは4より小さいほど、または大きいほど使いやすいカードになる。
- Pテーマを投稿する際、共通効果を持っているなら先に抜き出して書くと読みやすい。
リンクモンスター
10期より加わったモンスターカード群。レベルを持たない、表側攻撃表示にしかできないなど特殊なモンスター。
最も特徴的なのはリンクマーカーの存在で、どの方向にマーカーが向いているかで運用法が全く変わってくる。
- 素材となるモンスターの縛りはシンクロやエクシーズなどに比べると緩く、リンク素材は墓地へ送られるためシンクロ以上にソリティアを誘発しやすい召喚法と言える。
従来のモンスターと同じ感覚で作るとバランス崩壊を招きやすいので、リンクマーカーの指す方向やリンク数、素材指定はよく考えよう。
- リンクマーカーの方向を表す表記について特に決まりは無いが、矢印の記号などは機種依存文字を含む点に注意。
魔法カード編
- 攻守のステータスが変わる効果を持つ速攻魔法(例:収縮・突進など)はダメージステップなどでも発動可能。
- 通常魔法はD-HEROダイヤモンドガイが存在する前提で造る事。
馬鹿みたいなコストや発動条件を付けてもダイヤモンドガイでスルーということがありえるため、以下のような制約を設けるとよい。- 速攻魔法にして造りなおす。
- コストでなく効果として扱うようなテキストにする(例:天使の施し⇒手札2枚捨て)。
- コストが無いと効果処理ができないようにする(例:突然変異⇒レベルが決定しない)。
罠カード編
- 攻守のステータスが変わる効果を持つカード(例:城壁・援軍など)はダメージステップなどでも発動可能。
- 通常罠カードはジャンク・コレクターや闇よりの罠によって、大きなコストでも無視する事が可能。
ただし発動条件は無視できず、コピー対象となる通常罠は除外されてしまう。
ダイヤモンドガイと比べると使い勝手は良くなく、通常魔法ほど気を使う必要はないが、厄介な効果である事は事実なので、一応注意すべし。
最終更新:2017年09月24日 16:32