憂の朝は早い。

77  軽音部員♪  [sage]  2010/08/31(火) 21:40:05 ID:Np5/ATPY0


流れに乗って小ネタを一つ。
平沢姉妹にはこんな日課があっても良いと思うんだ。



憂の朝は早い。
二人分の朝食とお弁当を作ったり、私を起こしたりとやることがたくさんある。
その分、彼女の夜は私よりもだいぶ早いのだ。

私には毎日の日課がある。
それは。

「う~い~、もう寝た?」
夜寝る前に、コッソリと妹の部屋の扉を開け起こさないように静かに声を掛ける

「よしよし、今日も一段と可愛い寝顔で寝ておりますな~」
たまに、まだ起きているときがあってそんな時はごまかすのに少し苦労する。

「ではでは。」
起こさないように注意を払いながらそ~っと憂のベットの横まで来る。
いつだったかテーブルにつまずいて転んで、憂を起こしちゃったこともある。
気をつけなくちゃ。

「ふふ、うい~大好きだよ~」
そういって愛しい憂の頬に軽くキスをする。

「う~ん、いつかちゃんと起きてる時に口にしよ~ね♪」
私は入ってきた時と同じように、コッソリと妹の部屋を出て自室へと戻り
今日一日を思い出しながら素敵な憂との夢を見るのだ。

それが、憂には恥ずかしくて絶対に言えない私の日課。

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お姉ちゃんの夜は遅い。
寝る前にギー太を弾いたり、マンガを読んだりとやることがたくさんある。
その分、彼女の朝は私よりもだいぶ遅いのだ。

私には毎日の日課がある。
それは。

「お姉ちゃん、もう起きた?」
朝起きてすぐ、コッソリと姉の部屋の扉を開け起こさないように静かに声を掛け
る。

「うん、今日も一段と可愛い顔で寝てるなぁ」
たまに、もう起きている時があってそんな時は日課が出来なくて少し悲しい。

「おじゃましま~す」
起こさないように注意を払いながらそ~っとお姉ちゃんのベットの横まで来る。
いつだったか床に散らばったものを踏んで転んでお姉ちゃんを起こしてしまった
こともある。
気をつけなくちゃ。

「ふふ、お姉ちゃん大好きだよ~」
そういって愛しいお姉ちゃんの頬に軽くキスをする。

「いつか起きている時に、ちゃんと出来るたら良いなぁ」
私は入ってきた時と同じように、コッソリと姉の部屋を出てリビングへ降り
素晴らしい一日の始まりにお姉ちゃんのための朝食を作り始めるのだ。

それが、お姉ちゃんには恥ずかしくて絶対に言えない私の日課。


おわり

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  • こいつら可愛いな -- (唯憂って良いものですね) 2011-04-09 18:30:17
  • 結局そっくりな姉妹だな!! -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-10-31 18:02:10

最終更新:2010年09月01日 20:14
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