808 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
「ごめんね」
お姉ちゃんの腕の仲、そんな呟きが聞こえてきた。
「おねえちゃん・・・?」
「・・・ごめんね、憂・・・」
―――ごめんね
お姉ちゃんは何度も何度もその言葉を口にする。『ごめんね』と。
「・・・好きになってしまって、ごめんね」
「・・・愛してしまって、ごめん、ね・・・」
だんだんとお姉ちゃんの声は涙声になっていく。
お姉ちゃんの気持ちを痛いほど感じてしまっている私はにはその涙を止めることが出来ない
誰にも認めてはもらえない関係。
誰にもいえない関係。
結婚も、子供も出来ない・・・そんな私達の関係を誰が認め、誰が祝福してくれるだろう?
―――きっと、そんな人は一人もいない
「幸せにできなくて、ほんとうに、ごめんね・・・」
お姉ちゃんが私を抱きしめる力が強まる。
私もそれにこたえるかのように強くお姉ちゃんを抱きしめる。
私も、ごめんなさい・・・
あなたを好きになってしまって、ごめんなさい
あなたを愛してしまって、ごめんなさい
あなたを幸せにできなくて、ほんとうにごめんなさい
だけど、お願いです。あなたの傍に置いてください。
あなたの傍にいられるなら、『幸せ』なんかいらない
2010/10/18(月) 15:23:43 ID:mBaOkDif0 [2/2]
感想をどうぞ
- 傍に居ること、即ち幸せだと思うんだがなぁ… -- (名無しさん) 2011-01-25 07:24:20
- 傍に居るだけで幸せだからですね? -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-10-20 21:47:22
最終更新:2010年10月19日 21:51