859 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
なんだか最近、憂を見てると胸がドキドキする。なんでだろう?今までこんなことなかったのに。
「今日のカレーも世界一おいしいね!さすが憂!」
「ふふっ、そんなに褒めても何も出ないよ、お姉ちゃん」
いつもどおりに憂のカレーを堪能する。けど、私の視線は憂に向いていた。にこにことおいしそうにカレーを食べてる。
かわいいなぁ・・・
私の妹は、ほんとうに可愛い。自慢の妹。
「もう、お姉ちゃん。カレーが口についてるよ」
憂は私の口をティッシュで拭いてくれた。あはは・・・これじゃどっちが姉かわかんないよ・・・
「ごちそうさまでした!」
「おそまつさまでした」
憂が食器を片づける。いつも、いつもこれじゃ悪いから、私も手伝おうと思う。
「憂!手伝うよ。今日は私が食器を洗うね」
「え?いいよ。お姉ちゃんはゆっくりしてて」
いつもの私はここで「え、そう?わかったよ。憂」なんて感じのことを言ってるんだけど今日の私は一味違うよ、憂!
2010/11/16(火) 14:55:17 ID:7E2vOIYk0 [2/7]
860 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
「いいから、いいから、今日は私が洗うから、ね?」
「・・・うん、わかった。じゃあ、今日は任せるね。ありがとう、お姉ちゃん」
憂は嬉しそうにそう言ってくれた。よし、憂の期待にこたえるために頑張るぞ~
私は食器を運び、流しにいれて洗う。
「ふん、ふん、ふ~ん♪」
鼻歌なんか歌いながら、どんどん洗っていく。よし、全部綺麗になった!
「終わったよ!憂」
「あ、ありがとう。お姉ちゃん、お疲れ様。ジュース飲む?」
「え、飲む、飲む!」
「ふふっ、はい、お姉ちゃん」
いつもご飯を食べるところに座って、ジュースを飲む。仕事の後のジュースは格別だね!
「今日は助かっちゃたな。ありがとう、お姉ちゃん」
「えへへ・・・いいよ、いいよ」
「お礼に背中流してあげるね!」
「ぶはっ!?」
飲んでいたジュースを吹き出してしまった。ああ・・テーブルの上がびしょびしょだ・・・
「お姉ちゃん?!どうしたの、大丈夫?」
「だ、だいじょうぶ、だいじょぶ・・・えっと、背中を流してくれるってことは一緒にお風呂に入るってこと?」
私はこぼしてしまったジュースを拭きながら、そう聞いた。
「え?うん、そうだよ。一緒に入るの久しぶりだね、お姉ちゃん」
憂はにっこりと笑った。いつもなら、憂の笑顔可愛いなぁ、なんて思うんだけど今の私はそれどころじゃなかった。
2010/11/16(火) 14:56:12 ID:7E2vOIYk0 [3/7]
861 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
一緒にお風呂?!む、無理!何でかわからないけど、無理!
「い、いいよ、いいよ!お礼なんて!」
「え?」
「ひ、ひとりで入るから!」
「お姉ちゃん、どうしたんだろう?あんなに慌てて」
私は慌ててお風呂場に向かったから、憂のそんなつぶやきは聞こえなかった。
「ふぅ~・・・」
おふろにゆっくりとつかり今日の疲れをとる。
「なんで、私一緒にお風呂に入るくらいであんなに慌てたんだろう?」
う~ん・・・わかんないなぁ・・・
ガラっ
お風呂の扉が開いたと思ったら、憂が入ってきた。
「う、憂?」
「えへへ・・・お姉ちゃん。お背中流しましょうか?」
「せ、背中?」
そんなに私の背中流したかったの?お礼したいって言ってたもんな・・・さすがにここまできたら断れない。
「う、うん。お願いします・・・」
憂に背中を洗ってもらう。私はなぜか憂を直視できずに、ずっと下を向いていた。
「かゆいところはないですか?」
「ううん、大丈夫だよ」
憂の楽しそうな声が聞こえる。
「憂、なんだかうれしそうだね」
「うん、一緒に入るのが懐かしくて」
「そっか、そうだね」
憂の言葉に私も嬉しくなる。相変わらず、憂を見れないけど。
2010/11/16(火) 14:57:43 ID:7E2vOIYk0 [4/7]
862 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
「お姉ちゃん?なんでそんなに離れてるの?」
「え?いや・・・」
体を洗い終わり、一緒に浴槽に入る。けれど、私は一番端っこに入って、憂にできるだけ近づかないようにしていた。
なんでかって?そんなの私も分んないよ!体勝手に動くんだから!
「ねえ、もっと近くに行ってもいい?」
憂はそう言いながら、だんだんと近づいてきた。
「え、えっと!」
私の中の何かが警告を発している!このままここにいちゃいけないと!
「ご、ごめん、憂!私先に上がるね!」
「え?」
バシャァ!そんな音と共に私はお風呂を飛び出した。
「おねえちゃん・・・?」
「はぁ、はぁ・・・」
あ、危なかった・・・なにがかはわからないけど。
2010/11/16(火) 14:59:54 ID:7E2vOIYk0 [5/7]
863 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage]
「もう、今日は寝よう・・・」
体を拭いて、私は足早に自分の部屋にもどった。
「眠れない・・・」
ベッドに横になってしばらくたつのに、全然眠れなかった。
さっきから、ずっと心臓がドキドキしてる。
なぜか、脳裏に浮かぶのはちょっと見てしまった憂の裸だった。
頭から、全然離れない。
「うい・・・」
その名前を呼ぶと、なぜか胸が苦しくなった。
「わからないよ・・・・」
今日はわからないことばっかりだ、なんか疲れちゃったな・・・
明日、りっちゃん達に相談してみようかな?そんなことを考えながら、私はいつの間にか眠りに落ちていた。
2010/11/16(火) 15:01:00 ID:7E2vOIYk0 [6/7]
感想をどうぞ
- えぇぇぇぇぇええぇぇぇえぇ -- (名無しさん) 2013-03-20 11:56:21
- え?・・・・ここで、終わり?
乙です。 -- (唯憂は素晴らしいとは思わんかね?) 2010-11-17 20:58:26
最終更新:2010年11月17日 18:11