ある日の深夜

356  名無しさん@お腹いっぱい。  [sage]  2009/10/04(日) 03:36:20 ID:6RGZZfsF

ある日の深夜

憂(なんか喉かわいたな…水でも飲もう。あれ?リビングに誰かいる…)

憂「…お姉ちゃん?」

唯「…あ、憂!どしたの?こんな時間に」

憂「…ごめん、私も同じこと聞いていいかな?」

唯「えっと…ギー太の手入れしてたら喉乾いちゃってさ、何か飲もうかなぁって」

憂「お姉ちゃんも喉乾いたの?私もなんだ」

唯「そ、そうなんだ!なんか、さすが姉妹って感じだね!」

憂「そうだねー」

唯「そうだ憂、私あったかいココアが飲みたいな。入れてくれる?」

憂「いいけど…今飲んだら眠れなくなっちゃうよ?」

唯「明日休みだし大丈夫だよ!ね、いいでしょー?私も手伝うから!」

憂「しょうがないなぁ…じゃあお姉ちゃんはカップ出してくれる?」

唯「了解!わーい、ココアココア~♪」

10分後

憂「はいお姉ちゃん、熱いから気をつけてね」

唯「うん!いただきま…あち!」

憂「だ、大丈夫?もうお姉ちゃんたら、気をつけてって言ってるのに」

唯「うぅ、不覚なり…ところで、こんな夜中に起きてるのってわくわくするよね」

憂「うん…それもリビングでお姉ちゃんと二人きりだもんね」

唯「…ねぇ、憂?」



357  名無しさん@お腹いっぱい。  [sage]  2009/10/04(日) 03:45:28 ID:6RGZZfsF

憂「なあに?」

唯「一緒にいてくれて…ありがとうね」

憂「え?」

唯「…私ね、昨日部活の練習で失敗しちゃったんだ。
 原因は私の練習不足のせいなのに…なのについ皆とケンカしちゃったの」

憂「お姉ちゃん…」

唯「そのこと考えてたら眠れなくて、ここでぼんやりしてたの。そしたら憂が来たんだ」

憂「そうだったんだ…だから少し元気なかったんだね」

唯「でももう大丈夫!ココアパワーで元気になったよ!明日皆に謝りに行く!」

憂「うん、がんばって!きっとすぐ仲直りできるよ!」

唯「うん!…ねぇ憂、私ね…」

憂「今度はなあに?」

唯「憂のこと、大好きだよ」

憂「……!う、うん…私もお姉ちゃんのこと、大好きだよ」

唯「えへへ、ありがと…ねえねえ、朝までずーっとおしゃべりしてよう?」

憂「ココアで目が冴えてきちゃったしね…うん、いいよ」

唯「ありがと♪じゃあさじゃあさ…」


――翌朝、リビングで仲良く寄り添って寝息を立てる二人の姿がお母さんに発見されましたとさ


おわりです
あまり盛り上がりもなくすみませんが…
失礼しました
最終更新:2009年12月14日 22:57
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