476 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/10/18(日) 03:30:00 ID:A0h7BN3v
憂「ただいまー」
その日はスーパーで買い物をしてきたので、私の帰りはいつもよりも遅くなった。
急いで夕飯の準備をしないと…
憂「お姉ちゃーん?帰って…あれ!?」
居間に入って私は驚いた。そこには、昨日まではなかったコタツがあったのだ。
唯「あ、おかえり憂ー♪みてみて、コタツ出したんだよ!」
憂「これ…お姉ちゃんが一人で?」
唯「うん、寒かったから頑張って出したの!」
憂「まだ少し早いような気もするけど…とにかくお姉ちゃん、えらいね!」
唯「いやぁー♪それほどでもぉー♪」
嬉しそうに照れ笑いするお姉ちゃん。もう、かわいいなぁ…って、あれ!?
憂「お姉ちゃん、コタツのコンセント入ってないよ?」
唯「あ、あぁ~…そ、それはですね…」
憂「お姉ちゃん、まさか…」
唯「ごめんなさい!無くしました!出す時はあったんだけど…ふ、不可抗力だね!」
憂「不可抗力の言葉の意味、間違ってるよ…もう、お姉ちゃんたらぁ」
唯「ホントにごめん!でもでも、今コタツすごいあったかいんだよ?入ってみなよ!」
憂「そ、そうなの…?」
私が半信半疑で足を入れようとすると、お姉ちゃんが私に手招きをする。
477 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2009/10/18(日) 03:36:25 ID:A0h7BN3v
憂「なに?」
唯「どうせなら隣同士で座ったほうがあったかいよ!おいで!」
憂「で、でも…窮屈じゃないかな?」
唯「大丈夫大丈夫!ほら、座って座って!」
私は言われるがままにお姉ちゃんの隣に座った。
少しせまかったけど、コタツに足を入れた瞬間、ぽかぽかとしたあたたかさが指先を包むのを感じた。
憂「わ…あったかい!」
唯「でしょー♪私があっためたんだよ!」
憂「すごいねお姉ちゃん、電源が入ってないのにすごくあったかいよ!」
唯「これで、私がいればコンセントもいらないよね!」
憂「もう、お姉ちゃんたら…調子いいなぁ」
唯「でへへ…憂、もうちょっとくっつこうよ」
憂「わ…」
お姉ちゃんはさらに私に体を寄せた。コタツのあたたかさとお姉ちゃんのあたたかさで、私の体はぽかぽかになる。
憂「…あったかいね」
唯「うん、あったかいね」
憂「お姉ちゃん…ありがとう」
唯「え?なにが?」
憂「コタツ、出してくれてありがとう。お姉ちゃんのおかげですごく体あったまったよ。ありがとう」
唯「憂…そんな、お礼なんていいんだよ!さ、二人でぬくぬくしよっ!」
憂「…うん♪」
fin
最終更新:2009年12月14日 23:08