京極光弘(きょうごくみつひろ)
- 西高に通う高校2年生、写真部と軽音楽部を兼部している。
- 一見適当な性格に見えるが、その実空気を読むのが上手なムードメーカー。
- 「~っス」が口癖だが、「Black-Berry」のメンバーなど一部の相手には普通の口調で話す。
- 中学校の頃に友人たちとバンド「Black-Berry」を組み活動していた。彼のポジションはドラム。
- バンドとしての活動は1年ちょっとは上手くいっていたものの、中3の春に光弘が沙貴に告白された事がきっかけで歯車が狂い始める。長い間晴隆が沙貴を好いていた事を知っていたため、光弘は二人の想いの間で板挟みとなる。悩んだ末に晴隆に相談を持ちかけた所「お前の好きなようにするといい」とだけ告げられ、グループの空気が悪くなる事を恐れた光弘は沙貴に気が無いにも関わらず告白にOKを出してしまう。暫くの間は彼氏彼女としてやっていけた二人だったが、晴隆の事からいまいち恋人として付き合うことに積極的になりきれず、沙貴に彼が周りに気を遣って告白に応じた事を気取られてしまう。真意を問いつめられた光弘は晴隆が以前から沙貴に想いを寄せていた事、それを知った上で沙貴に告白された事を晴隆に相談した事を白状してしまい、沙貴はそんな彼に失望し自分から身を引く。また、光弘から自分が沙貴に気がないという事に関しては告げられなかった晴隆もまた事の仔細を知り「どうしてそんな事をしたんだ」と光弘を責めた。結局光弘が良かれと思って行動した事が全て裏目にでてしまい、バンドの空気は最悪となる。その後もバンド自体は存続したもののとても人前で演奏をする状態ではなく実質活動休止となっていた。
- 高校に進学するにあたり、5人全員運よく(?)西高に進学するも、光弘は未だ「自分のせいで皆に嫌な思いをさせた」という意識が強く、「昔の事は忘れて、またBlack-Berryとして活動しよう」という晴隆や沙貴の声から逃げるように朋恵が加わったばかりの写真部の門を叩く。
- 持前の明るさで写真部に解けこむ光弘だったが、「何か隠しているのではないか」と七海に指摘され、上記の過去を吐露する。その際に似たような境遇の朋恵から諭され、「他人のためというのは建前で本当は自分が傷つくの怖いだけ」であることに気づく。その後悩んだ末にBlack-Berryのメンバーと話し合う場を設け、1年前の事に初めて正式に謝罪し、バンド活動を再開したいと告げる。メンバーもそれに応じ約1年ぶりにBlack-Berryは活動を再開し、光弘は写真部と軽音部を兼部する事となった。
- 高校2年となった現在でもBlack-Berryのメンバーとして活動しつつ写真部に籍を置いている。写真部のメンバーとつるむのはバンドの面子とはまた違った楽しさがあるとのこと。
- 自分を叱責してくれた朋恵の事が気にはなってるようだが、彼の中でもその思いはまだはっきりしたものではない。
最終更新:2013年03月11日 16:44