その日は縁日だった、何気なく立ち寄ったゆっくり屋で、私は子ゆっくりを買うことにした
子ゆっくりはテニスボールくらいの大きさで、みんな元気に跳ね回っていた
私は隅っこにいた、ゆっくりれいむを一匹買うことにしたのだが

「いやだよ!まりさとはなれたくないよ!」
「そうだよ!まりさはれいむといっしょにいたいよ!」

などと、野良ゆっくりだった頃の友達だろうか?れいむを連れて行こうとする私にまりさが抗議をする
怒ったテキ屋の兄ちゃんが、ゆっくり棒で軽く殴るが連れて行かせまいと、れいむの前に立って体を膨らませて威嚇している
ゆっくりの美しき友情に心底感動した私は、当初の予定を変更して、この仲の良いゆっくり達を全て買い取ることにした

「一匹飼うのも二匹飼うのもそう変わりません、仲の良い友達同士、離れ離れにするのは酷なことですからね、二匹とも買い取りましょう」
「そうか、いやぁ~すみませんね、お兄さん」

仲間と離れ離れにならず、みんなで一緒にいられると聞くとゆっくり達はとても喜んでくれた

「ゆゆ~!ありがとうおにーさん!」
「まりさたちをゆっくりかわいがってね!」

君達を可愛がる?そんな事をする気は毛頭無い
こうして二匹のゆっくりを購入した後、途中で射的をしたり、綿飴やりんご飴を買ったりして家路についた

道中、ゆっくり達は歌を歌ったり、仲間と一緒にとび跳ねたりして楽しそうにしていた
見ていると本当に心がなごむ、愛らしい姿なんだろう、最も私には不快にしか映らないが
お腹がすいたというので千切った綿飴を少しあげると、喜んで食べてくれた

「おにいさんはゆっくりできるひとだね!れいむとってもゆっくりできるよ!」
「おいしいおかしだね!とってもおいしいよ!」

普通のゆっくり達ならお菓子を奪い合ったり、喧嘩をするが、このゆっくり達は平等に綿飴を分け合って食べている
ゆっくり達の顔はどれも名前の通り、安心しきった、ゆっくりとした表情をしていた
あぁ、早くこの顔を絶望に歪ませたい

家に着くと、ゆっくり達はさそっくお家宣言を始めるゆっくり達

「おっきなおうちだね!れいむたちのゆっくりプレイスにするよ!」
「まりさたちにぴったりのおうちだね!」

家に入るとすぐに自分たちのお家宣言をする、これはゆっくりの悪い癖だ、このセリフのせいで虐待されたゆっくりはどれだけ居るのだろうか?
ともかく玄関先で騒がれては近所迷惑になってしまう、私はゆっくり虐待用の部屋にゆっくり達を連れていき、籠から出してやる
ゆっくり達は無邪気に飛び跳ねながら楽しそうにしている虐待し甲斐のあるゆっくり達だ

「おにいさん!おなかへったよ!」
「ごはんをもってきたらまりさたちのおうちでゆっくりしてもいいよ!」

何がおなか減っただ、身の程をわきまえないとひどい目にあうということを教え込んでやる
楽しそうに飛び跳ねているれいむの髪を掴んで、乱暴に持ち上げる

「いっ!いたいよおにいさんゆっくりおろしてね!」

痛みに顔をしかめながら、れいむは私をぷくーと膨れて睨みつけてくる
お友達が痛い目に逢っているのを見るなり、まりさもぷくーと膨れて怒っている

「おにいさん!れいむのかみをつかむのやめてあげて!」

友達が痛い目にあうと、自分のことのように怒る、良い子だな本当に、だからこそ痛めつける

「ははは、すまないね僕は良いゆっくりにも、悪いゆっくりにもとても厳しいお兄さんなんだ
特にこのれいむは心の汚れた悪いゆっくりだから、特別痛めつけてやるんだよ」

私の滅茶苦茶な説明を聞くなり、れいむは涙声で反論する

「ひどいよ!ひどいよ!れいむはいいゆっくりだよ!」

うるさいゆっくりだ、お仕置きが必要だな、私は素早くポケットから縫い針を取り出すとれいむの後頭部に軽く突き刺す
もちろん、これで殺すわけではないあくまで浅く突き刺す、しかしれいむにはとても痛かったようだ

「ゆ゛っ゛!いだぁい!」

れいむの声がうるさいので、泣きわめくれいむにゆっくり用の猿轡をつけると、加工所のベストセラー商品、透明な箱に入れる
ちなみに、この透明な箱の底には薄く水が張っておいた、少しでもゆっくりに不快な気分になってもらうための一工夫だ
中でれいむはふごふご言っているが無視

まりさはれいむを傷つけた私に向って怒鳴り始めた

「ひどいよおにいさん!まりさたちのおうちからでていってね!」

馬鹿なゆっくりだな、ここは先祖代代受け継いできた家だ、貴様らの家だと笑わせるな

「ここが君のうち?馬鹿言わないでくれ、先祖代代受け継いできた家なんだぜ
君みたいな身の程知らずの馬鹿には死ぬまで苦しんでもらうよ」

私はまりさの帽子を取り上げると、まりさの頭を針で何度も突き刺す

「ゆゆっ!いだいおにーさんやめて!やめて!」

まりさは針から逃げようと右往左往逃げ回る、愉快な奴だ
軽く蹴り飛ばすと「グッびゅ!」と鳴きながら転がっていく
箱の中でれいむがまたふごふご言いだした、大事なお友達が痛めつけられるのをよく見とけ、ボケが
痛みで動けないまりさをれいむと同じ様に、透明な箱に入れる
そして、箱の中に河童印の唐辛子スプレーを吹きかける

「ゆぎゅっ゛つ゛!い゛だぁ!」

体中に焼けるような痛みを感じて、鼻水と涙を流しながらまりさは悶え苦しむまりさ
苦し紛れに飛び跳ねているから、透明な箱中に鼻水や涙が飛び散っている、汚いゆっくりだ

さて、少し運動もしたし腹が減った夕食にでもしよう
私は虐待部屋から出るとすぐ、食事を始めた
炊き立てのご飯に昨日のカレーの残りと温泉卵を乗っける、独り身だと夕食なんたこんなもんだ
食べ終わるとすぐに私はゆっくり虐待部屋に向かう
食事の間中も頭の中はゆっくりを痛めつけることで一杯だった、こんな私は巷で話題のゆっくり虐待脳なのだろうか?

私は虐待部屋に戻ると、透明な箱に入っていたれいむとまりさを乱暴に引きづり出した

れいむは箱から出るなり私に体当たりをしようとする、しかし、長い間底部が水に浸かっていたせいか、ふやけてうまく跳ねれない
かといって、罵詈雑言を吐こうにも猿轡を噛んでいてはそれも叶わない、結局膨らむだけにしたようだ
一方まりさはさっきのスプレーでのどを痛めたのか、しきりに咳をしている
ざまぁみろゴミ虫め

「君達も疲れているだろう、このダンボールの中で寝なさい」

出来るだけ優しく言ってやったが

「ん~!んんむんむ~!」
「おにいさんのいうことなんかきかないよ!とっとときえてね!」

だそうだ、人の好意も素直に受け取れない糞ゆっくりは…こうだ!
二匹の髪を掴むと、ダンボールの中に手加減して叩きつける

「ゆ゛っ!ひどいよおにーさん!」
「ん゛ん゛んぅ!ん゛~む゛ぅん!」
「ゆっくりできてないよ!れいむだいじょうぶ!れいむ!」

まりさは体が少しへこむ程度で済んだが、れいむは違った
水を吸ってふやけていた底部が破けて、餡子が滲み出できている
痛みに身をよじって体を揺らしている、おおきもい、きもい
こんなに痛がるなら猿轡を外してからやればよかった、そうすればれいむの苦しむ声をたっぷり聴くことができたのに
少し軽はずみな行為をしてしまった事を恥じながら、れいむの猿轡を外す

「ゆ゛ぅえ゛っぐ…ひ゛っぐれ~むのあしが!」
「おちついて!ゆっくりなおるからおちついてね!」
「ゆっぐ…ひっ…ぐ…ゆっゆ」
「おちついて!だいじょうぶだよれいむ!」

ゆっくりにとっての足の部分が破けたショックで、過呼吸気味のれいむを落ち着かせようと、まりさが頬擦りを始めた
頬擦りはゆっくり達の友愛の証でこれをする方もされる方もゆっくりできるらしい

しかし、私に貴様らをゆっくりさせる気は全く無い

ゆっくり共の入ったダンボールを持ち上げると、上下左右に素早く小刻みに揺らす
中のゆっくり達はピンポン玉のように、あっちに飛んだりこっちに飛んだりして、ダンボールにぶつかる度に悲鳴を上げているいる
これなら、ゆっくりピンボールとか作ったら売れそうだな

「じしんだよ!こわいよいやだよ!」
「いだいよ!いだっひぅあしがいっだいよぉ!」

まりさは地震と勘違いしてしまったようだ、眼を固くつぶって震えながら転がっている、馬鹿な奴だな

れいむの方は揺れて転がることで傷口がどんどん広がっている、漏れ出す餡子の量も多くなってきている
ここで殺すのもありだが、もう少し生かしてやることにした

ダンボールから二匹を出すと、まりさが私に泣きついてきた

「おにーさん!このままじゃれいむがしんじゃうよ!いままでのことゆるしてあげるかられいむをなおして!」
「まりさだけでもにげて!このままじゃまりさがゆっくりできなくなるよ!」
「れいむはだまっててね!まりさはれいむといっしょじゃなきゃゆっくりできないよ!」

この言葉には普通の人なら感動するだろうが、私には骨の髄までゆっくり虐待の血が流れている
どんな感動的なことをしたとしても、それがゆっくりなら虐待するまでだ

「なるほど、まりさはれいむのことを治してあげたいんだね?」
「そうだよ!ゆっくりしないでれいむをなおしてね!」
「しょうがないな、私なりのやり方で治してあげるよ!」

私は素早くれいむを仰向けにすると、濡れてふやけた底部の皮をむりやり剥ぎ取る

「ゆっ!いだい!いだぁい!いだい!」
「れ…れいむになにするのー!しね!しね!」

まりさは顔を真っ赤にして私に突撃してくる、それこそ私を殺すつもりの体当たりだったのだろう
しかし、しょせんはゆっくり、痛くもかゆくもない、むしろぷにっとして気持ちいい

だが、ゆっくり風情が人間様に楯突くとはどういうつもりだ

私は力の差を教えるためにも、まりさを捕まえると、右目の部分に噛み付き、引きちぎった
口の中が程よい甘さでいっぱいになる、しかし私は辛党だ、ゆっくりなど食べても不快な気分にしかならない
嫌々、何度か咀嚼してすぐに吐き捨てる、左目は縫い針で何度も突く、突き刺すたびに目からは餡子とは違った、透明な液が噴出する
言葉にならない叫びを発するまりさを思い切り殴りつける、後頭部がへこんで口からボトボトと餡子をおう吐し始めた
ふぅ…すっきりした、たまにはこんな風にワイルドに痛めつけるのも悪くない

第一、れいむに関しては本当に直してやるつもりだったんだ、それを死ね、などと言われたら少しくらい怒ってもしかたないではないか

「こないでぇ!いじめるのはまりさにして!こないで!」
「ぎぃ!う!うっぷうっ…おぇ~」

さて、れいむはというと、さっきまりさにやった折檻がよほど恐ろしかったようだ
足のない身で、必死に私から離れようとしている
まりさの方は、噛みちぎられた右目のあった場所と口から、命の源の餡子を垂れ流している
左目はどんより濁って、なにも映してはいないようだ
しかし、れいむの「いじめるならまりさにして」発言は良く聞こえたようだ

「びどぉい!でいむびどいよ!」

と、餡子を口から飛ばしながら叫んでいる、それから一分とかからずまりさは息を引き取った
まりさが死んだことを確認すると、私はまりさの底部をれいむのように剥ぎ取った

私は、逃げようとするれいむに近付くと、出来るだけ穏やかな表情を作って話しかける

「れいむ、今から私は君の体の治療をする、痛くするつもりは毛頭無い
けど、もし逃げようとしたり、泣いたり、私を不快にするようなことをしたら、ただではすまないよ」
「わわかったよ!にげないしなかないよ!」

それなら良い、私はまりさから剥ぎ取った底部をれいむの底部に張り付ける、ぴったりとはいかなかったが
ゆっくりは単純でいい加減な生物だ、すぐに癒着するだろう

「これで大丈夫、しばらく動かなければきちんと歩けるようになるよ」
「ゆっ!それじゃあうごかなふぎゅ!」

すかさずれいむを踏みつける

「何かしてもらったら、普通はありがとうございましたって言わないかな?」
「ゆぐ…ありぎゃとうごじゃいまちた!」

痛みに耐えてれいむはお礼を言った、この男に逆らえば絶対にゆっくりできない、というのがゆっくりブレインにもよく分かった
それからしばらくすると、れいむの皮とまりさの皮はきっちり癒着して、普通の状態に戻っていた

「良し、治ったね、それじゃあちょっとジャンプしてくれ」
「ゆっ!わかったよ!ぽよーん!」

なるほど、きちんと癒着しているようだジャンプ力も問題ない
れいむが不快な擬音を口にして飛び上った瞬間、私はれいむの底部をけり上げた

「ゆぎゅ!」

移植したばかりだった、れいむの底部は簡単に破れた
痛みに悶絶するれいむを無視して、まりさの死骸から口を削ぎ落とす
そして底部の破れた場所に、無理やり押しあてる

「ぎゅぅ!!!いふぁい!いだいぢだい!」
「黙れ、殺されたいか」
「ぎゅ!っつ…ん…む」

私のことを本当に恐れているのだろう、れいむはすぐに静かになった
それから五分後、れいむは底部に口を持つ、世にも珍しい二つの口を持つゆっくりになっていた
その結果に満足した私は、れいむを小さな透明な箱に入れると、今日一日の疲れを癒すべく寝室に向かった

一方れいむは、男への怒りで体中が爆発しそうだった
透明な箱はれいむのサイズより一回り小さかったが、男に無理やり押し込められた、身動き一つ取れない
なんで可愛いれいむがこんな目に会わなきゃいけないの?
腹立たしげにれいむは呟いた

「「ゆっくりできないよ!」」

れいむは驚愕した、自分の体から死んだはずのまりさの声がしたのだ

「「まっまりさ!いきてたの?」」

しかも、不気味な事に自分の言うことを真似してくる
これは、まりさの霊がれいむを祟りに来たんではないか
そう思うと、体中から冷や汗が出てくる

「「れっれいむはわるくないよ!」」
「「しんでるくせにふざけないでね!」」
「「まねしないでよ!」」
「「ねぇ!やめてよ!」」
「「れいむはわるくない!ほんとだよ!」」
「「おねがいだから!まねしないでね!」」
「「やめてやめてれいむはわるくないよ!」」

れいむは朝まで自分の発した声に怯えていた

私は朝起きると、朝食をしっかり取ってから虐待部屋に直行した
中ではれいむが何やらぶつぶつ言っている、そして同時に死んだはずのまりさの声も聞こえてくる、どうやら成功したようだ

「おはようれいむ、昨日はよく眠れたかい?」
「「おにーさん!たすけて!まりさがどこかにいるよ!れーむのまねをするよ!」」

私は塩水をたっぷりれいむにかけてやった

「「ぎゅぅ!からいよ!くるしいよ!」」
「朝のあいさつはおはようございますだろ、言ってみなさい」
「「おはようございます!」」
「よろしい」

れいむは辛い辛いと騒いでいたが、いきなり真っ青になって私に体の異変を訴えてきた

「「ゆ゛っ!へんだよ!すっごくへんだよ!」」
「何が変なんだい、言ってごらん、れいむ」
「「れいむのあしがあじがわかるんだよ!へんだよ!おかしいよ!」」

私は苦笑してれいむの疑問に答えてやった

「それはね、君にまりさの口を移植してやったからさ、君の足にはまりさの口があるんだよ」
「「そそんなはずないよ!いやだよおくちはひとつでいいよ!」」

真実を教えてやったのに、そこまで言うなら仕方ない、れいむを透明な箱から取り出すと床に落とす
ゆっくりの底部は頑丈で弾力がある、普通のゆっくりならこれ位痛くもかゆくもない
しかし、れいむは違った

「「いだぁい!いだぁいよなんで!」」

れいむの底部には、まりさの口が付いていた
ゆっくりの口はそう頑丈じゃない、裏返してみると何本か歯がへし折れていた
騒ぐれいむを無視して、私は一メートル四方の超巨大透明な箱を持ち出す
中にたっぷり塩を入れると、その中にれいむを放り込む
れいむは底部を塩の床につけるなり、辛い辛いと騒ぎだした
騒げば騒ぐほど、底部の口から塩がれいむの体内に入っていく
あと数分もすれば、このれいむは大嫌いな塩でお腹いっぱいになれるだろう

「ゆっくり味わって食べなよれいむ、塩はたくさんあるんだから」
「「いや!たすけて!ゆっくりできないよ!からいよ!くるしいよ!たすけて!」」

二つの声で何かに助けを求めるれいむ
ゆっくりにとって、塩は大量に摂取すれば死の危険性もある食糧だ、帰ってくる頃には苦悶の表情で死んでいるだろう
朝から愉快なものが見れた私は、虐待部屋から出た後すぐにゆっくり加工所に向かった

そう、私はゆっくり加工所で働いているのだ、家に帰っても虐待、職場でも虐待
私はこの世で最も幸せな男なのではないだろうか、といつも思う
自分の本当に好きなことを職業にできたのだから





作:ゆっくりな人

以前書いた虐待

ゆっくりカーニバル
臭い付きゆっくり(上)
臭い付きゆっくり(下)




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最終更新:2022年05月03日 09:52