「おじざん!れいむのあかちゃんたちをたずげでぇぇ!!」
「おねがいじまずぅぅぅ!!」
道を歩いていると前かられいむ種とまりさ種の二匹がやってきた
「どうしたんだい?」
「れいむのあかちゃんたちがあなにおちちゃったの゛ぉぉ!!」
「まりさたぢじゃあかちゃんだぢたすけられないのぉぉぉ!!」
「わかったわかった、どこにいるんだあかちゃんたちは?」
「ゆっ!こっちだよ!ついてきてね!」
ぴょんぴょん跳ねるゆっくりについて行くとどこからか騒ぐ声が聞こえた
「ここだよ!れいむのあかちゃんたちこのあみのあなにおちちゃったのぉぉ!!」
「まりさたちじゃあながちいさくてたすけてあげられないの!だからおじさんたすけてあげてね!!」
見るとグレーチングとかいう網状の溝蓋の下に多数の赤ちゃんゆっくりが集まって助けを求めていた
「おかーざーん!はやくれいむだぢをだずげでね!!」
「くらくてこわい゛ぃぃぃ!!!」
「こんなところじゃゆっくちできないよぉ!!」
「ここつめたいよぉ!さむいぃぃ!!」
側溝にはまったく水は流れていないがコンクリートでできているから冷たいのだろうな
しかしなんでこんなところに…
親を先頭に仲良く並んで歩いていてボトボト落ちたってところだろうか
「お~、可哀想だなぁ、よし、おじさんが助けてあげよう」
「ありがとうおじさん!ゆっくりたすけてあげてね!!」
「でも助けてあげるには道具が必要なんだよ!ここでゆっくり待っててね!」
「ゆっ、わかったよ!ゆっくりまってるからさっさとどうぐをもってきてね!!」
そう言って一旦ゆっくりたちと別れ家に戻った
まぁ、もちろん普通に助けてあげるわけじゃないわけだが
小一時間ほど待たせられていたゆっくりたちは戻ってきた俺を罵ってきた
「おじさんゆっくりしすぎだよ!!」
「まりさのあかちゃんたちはさむいおもいをしてたんだよ!ゆっくりあやまってね!!」
「はっはっはっ、悪かったねぇ~おじさん道具を探してたらこんなに遅くなっちゃったよ!」
寒い思いねぇ、赤ちゃんゆっくりの真上に居ただけの癖に何を言ってるんだか
「じゃぁ今から助けてあげるね!」
「さっさとしてね!」
「あかちゃんたちいまからたすけるからね!ゆっくりまっててね!」
しかし俺は動かない
「…ゆっ?おじさんどうしたの?はやくたすけてあげてね!」
「ゆっくりしてちゃだめだよおじさん!」
「まぁゆっくり待ってなさい、待ってれば赤ちゃんたちは助かるからね」
「ゆぅ…ほんとに?」
「ああ」
「ゆぅーっ!!ああああ!!」
「どうしたのれいむのあかちゃん!ゆっくりおしえてね!!」
「おみじゅがながれてきたよぉ゛!!おみじゅごわいぃぃぃ!!」
「れいみゅたぢとげじゃうぅぅ!ゆっくちできなぃぃ!!」
「「ゆっ!どうじで!?」」
そうこうしているうちに水の量はどんどん多くなる
「ゆぅー!!どけじゃうよぉぉ!!」
「ちにたくないよぉ!」
「まだまりちゃぜんぜんゆっくちしてないのにぃぃ!!」
「お、おじさん!はやくたすけてあげてよ!まりさのあかちゃんたちしんじゃうよぉ!!」
「おじさんゆっくりしてないではやくたすけでええ!!」
「まぁまぁ、ゆっくり見てなさい」
俺は親ゆっくり二匹を掴み赤ちゃんゆっくりがよく見えるようにグレーチングに押し付けた
「ゆぅぅぅ!!なにするのおじさん!!ゆっくりはなして!!」
「こんなことしないではやくあかちゃんたすけてよぉぉ!!」
「ゆっくり見てろ」
さらに多くなる水量、とうとう流される赤ちゃんゆっくりも出てきた
「おかーじゃんたちけてぇぇ!!!」
「ゆっくちながされるよぉぉぉ!!!」
「まだちにたくないぃぃ!!!」
「ゆっくちしたけっかがこれだよぉぉぉ!!!」
「とけてりゅ!れいみゅのからだゆっくりとけてりゅよぉぉ!!」
「れいみゅはながされてもいいかりゃまりちゃはたちゅけてえぇぇ!!!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
「れいむのあかちゃんがぁぁぁ!!」
そして赤ちゃんたちは見えなくなった
全て水に押し流されたのだ
「どうじで…どうじでれいむのあがちゃんが…」
「あ゛あ゛あ゛…」
親二匹は茫然自失の状態だ
そこに俺は声を放つ
「いや~みんな流れちゃったね!みんな今頃あの世でゆっくりしてるよ!よかったね!」
「ゆ゛ゆああああああ!!ぜんぜんよぐないよおお!!」
「おじさんのせいでこうなったんでしょ!?おじさんがはやくたすけてればあがちゃんたちはしななかったのにぃ!!」
「いや違うよ、おじさんが赤ちゃんたちを助けてあげたんだよ!」
「ゆ!どういうごどぉ!!」
からくりを教えるため二匹を再び掴み上げる
道を少し歩いたところにバッテリーで動く小型のポンプが置いてあった
もちろん先ほど俺が設置したものである
これで側溝に水を流していたのだ
ちなみに水は傍にあった農業用の水路から少し借りた
ここの農家の人すまん
「ここからおじさんが水を流していたんだよ!」
「ど、どうじでえええ!!どうじでごんなごとずるのぉぉ!!」
「おじさんのせいでまりさのあかちゃんたちはしんだんだぁ!!ゆっくりしねぇぇぇ!!」
「やれやれ、せっかくおじさんが赤ちゃんたちを殺して楽にしてあげたのにひどいなぁ」
「ゆっぐりしね!しねええええ!!」
「れいむのあかじゃんをよくもごろじだなぁぁ!!」
手で掴まれた二匹はじたばたと暴れるが何の効果も無い
まあいい、そろそろ本題に移るか
「ところでおまえたち、以前ここら辺の畑を荒らしていたゆっくりだろう?」
「ゆ゛っ!?」
「ななななんのことぉぉ!!??まりさはそんなことしてないよ!??」
「知らない振りしても無駄だぞ、れいむのリボンの傷、まりさの帽子の穴、特徴が一致してるからな」
棒で叩かれたときにできたリボンの傷
逃げた時に矢が刺さってできた帽子の穴
ここら辺で頻繁に畑荒らしをしているゆっくりの特徴だそうだ
明確な証拠である
「最近畑荒らしが途絶えたと思ったら子供作ってたのか」
「し、しらないよぉぉ!!れいむたちはたけなんていったことないよおお!!」
「そうだよ!!まりさたちはわるいことしてないよぉ!!」
「うるさい、悪いことをした挙句に嘘をつくようなゆっくりは加工場行きだ」
「か、かこうじょうはいや゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「かこうじょうはゆっくりできないよ゛お゛お゛!!いぎだぐない゛い゛い゛い゛!!」
二匹を先ほど道具と一緒に持ってきた籠に入れポンプを回収して加工場へと向かった
「れいむがこどもだぢもづれでいぐなんでいわなげればよがったのにぃぃ!!!」
「だっでこどもだちだげおうぢにおいでいげないでじょぉぉ!!!」
「れいむのせいだよ゛!!かこうじょうにつれていかれるのはれいむのぜいだよぉぉ!!!」
「まりざひどいよぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」
おお、醜い醜い
まあ何も言わずにこれを見てくれ↓
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うん、これをゆっくりに置き換えてみたかっただけなんだ
すまない
いじめ内容もオチもかなり適当だねこれ
っていうか画像のカモさん(´・ω・)カワイソス
最終更新:2022年05月03日 18:28