マリアリ一家と口臭お兄さん

家に帰ってきて玄関を開けると奥の部屋から何やら物音が聞こえる
もしやと思い急いで部屋の戸を開けるとやっぱりだ、
「ゆっゆ~ぅ!」「まりちゃはてんをまうちゅばちゃをてにいれちゃのじぇ!」
「とかいはないもうとね」
糞袋共が思い思いに好き放題やっていた、糞袋共はどうでもいい
ナナナナナナンデコレー!?
なんと部屋中が荒らされていたのである、絨毯は糞尿まみれ、
食べ物の類は全部食い散らかされている。
高かったテレビは床に倒れ、パーンってなりましたね、画面が
何なんだよこれは・・・

騒然としていると足元に糞袋共が集まってきた
「ゆゆっ、ここはまりさとありすたちのゆっくりぷれいすだよ!!」
「しらないおじさんはでていってね!!」
「でちぇいっちぇね!」
「おじさんたいしゅうがくさいよ」
「おちびちゃんににおいがうつるからはやくきえてね!!」
ファッ!?さすがの俺でもこれは切れますわ
24歳、学生の恐ろしさを思い知らせますわ
怒りの睡眠ブレスだ!!
ハァァ~・・・・
「ゆぎゃあああああああああくしゃいいいいいいいいいいい!!!」
半径3m以内にいた糞袋共は全員気絶した
俺は糞袋共を袋に全員詰め込むとその場を後にした

「ゆゆぅ・・・ここはどこ・・・」「みゃみゃぁ・・・どきょ?」
「ゆゆぅ・・・」
「お目覚めかな糞袋共!」
「ゆゆっ!」
「おじさんはさっきのこうしゅうぶれすさん!?」
「くしゃいにょはみょうやぢゃよ!あっちにいってね!?」
ここで改めて数えてみると親ありすと親まりさが1匹づつと
子ありす1匹と赤まりさ2匹とゆっくりの家族にしては随分少ない
「お前たち随分数が少ないな、子供たちはどうしたんだい?」
「ゆゆぅ・・・おちびちゃんはね・・・ここにくるとちゅうにいぬさんに食べられちゃったんだよ・・・」
「それでありすたちはいのちかながらにげてきたんだよ・・・」
なるほどそういう事か
「じゃあ皆、一緒にゆっくりしようか!!」
「ゆゆっ!くちくさいひととはゆっくりできないよ!!」
「くしゃいくしゃいしゃんはどっかいっちぇね!」
この糞袋共、無駄に記憶力がいいな、お兄さんだって臭いって言われれば傷付くんだぞ
「ちっこいまりさ、ちょっとおいで」
俺は赤まりさを1匹拾うと顔に近づけ、優しく息を吹きかけた
「ハァァ~」
「ゆぴゃぁぁぁぁぁ!!!くちゃいいいいいいいいいいいい!!!」
「おじさんやめてね!おちびちゃんがくさがってるよ!」
もちろんやめる気はない
「ハァァァァァ~」
「ゆぴぃ!」パァン
何と赤ゆが口臭で弾けてしまった!
おいおいキスした彼女を病院送りにした口臭とはいえ、いくらなんでも弾けるのはひどくないか?
「あでぃずのあがじゃんがぁぁぁぁあああああ!!!」
「ありすのいもうとがあああああああああああ!!!」
「おぢびぢゃんんんんんんんんんんん!!!」

「エターなった」
「ゆゆっ!?」
「ハァァァ~」
「ゆぎゃあああああくしゃいいいいいいいいいいいい」
ぽぽぽぽ~ん
残った糞袋もすべて破裂した

最終更新:2018年08月27日 16:57