母親の顔も、自分を愛してくれるはずのトレーナーの顔も知らないまま
僕はLv1で捨てられた
卵からでたときに一瞬だけ顔が見えたその人は
変な機会で僕のデータを見ると
小さく舌打ちをして
ポケモンセンターの窓から僕を放り投げた
それから三日はろくに食べ物も口にできなかった
空腹と疲労で意識が朦朧とするなか
僕を捨てたトレーナーが、僕と同じ種族のポケモンに
優しく笑いかけているのが見えた
そのとき僕は誓ったんだ
絶対この人間に、復習をしてやるって…


作 初代スレ20

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最終更新:2007年10月19日 19:25