僕は、ハードマウンテンというところで産まれました。
とても暑いところで、強いポケモンさんたちも沢山住んでいるみたいです。
ご主人様は産まれてきた僕を見て、微笑みかけてくれました。
僕は臆病な性格だったんだけど、ご主人様は気に入ってくれたみたいです。
このご主人様だったら、きっと僕のことを大切にしてくれる。僕はそう思いました。
その後、ご主人様は僕に飴を舐めさせてくれました。
とても甘くて、なんだか力がついたような気がしました。
でも、ご主人様は、突然浮かない顔になりました。どうしてだろう?
すると、ご主人様は、僕をボールに戻して、ムクホークってポケモンで、空を飛びました。
そして、ズイタウンってところへ着いたかと思うと、僕は突然逃がされました。
途方に暮れていると、野生のポケモンが現れました。
僕はまだLvが低いから、絶対に勝てないと思いました。
その時、僕は、自分の持っていた技に気が付いたのです。
それは、ハイドロポンプと火炎放射。どうして使えるのかは分かりません。
技の威力を考えてみても、今の僕に使えるとは思いません。
だけど、確かに僕はそれを使えていました。僕は野生のポケモンに勝ったのです。
それなら、この技を使って、なんとしても生き延びてやる。そう思いました。
………その頃から、俺は空を飛びたいと考えていた。
それが実現できない鬱憤晴らしに、片っ端からポケモンを倒し続けた。
そして、俺は進化することができたんだ。立派な翼も生えてきた。
俺は空を飛んで、なんとしても俺を捨てたトレーナーを見つけ出す。
「自由にさせる」という名目で捨てたあのトレーナーを俺は断じて許さない。
そして俺はトレーナーとのゆかりの地であるズイタウンへと向かっていったのだ…
最終更新:2007年10月19日 19:41