あのころ僕たちの種族はとても人気で、僕もご主人様と一緒に暮らせてたんだ。
ある日、悲しい事件が起きて、ご主人様、いや、あの短絡的なガキに僕と相棒はあっさり捨てられてしまった。
「やーいやーい!殺人ポーケーモーン!お前らなんか、もうこっちに近寄んなwww」
あのクソガキめ…そもそも誰も死んでないし、僕はあの技覚えてなかったし、
相棒だって「なきごえ」とかそんな技しか覚えていなかっただろうが!
まあ、いいさ、そっちがその気ならこっちにも考えがある。
お望み通り凶悪な殺人ポケモンとやらになって好きなだけ食らわせてやるさケケケケケ。

背中にライチュウを乗せたポリゴンZ。なぜか二匹とも「フラッシュ」しか覚えていない。
育成理論もまともになかった時代に逃がされたのでもちろん弱いが、
主にポリゴンZの目がイってはいけない世界にイっちゃっていて怖いので誰も近寄らない。
初フラッシュは「あのクソガキ」にしようと決めているが、その「クソガキ」はとっくの昔にカントーを離れ、
今はイッシュ地方に旅立とうとしているので、多分「好きなだけ食らわせる」日なんて来ない。



作 4代目スレ>>206

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最終更新:2011年04月03日 12:50