私がこの大都会ヒウンシティで暮らしはじめてから
長い時間が流れた 最初はひとりで暮らしていけるか
不安があったけど今はヒウンで友達もできて楽しく暮らしている
「ねえねえうちのロコンすっごくかわいいの!」
「ポケモンと一緒に暮らすと一人暮らしも寂しくないよ」
友人は私にそんな事を言ってくる でも私はポケモンと暮らす気には
なれなかった 私は仕事で忙しいしかまってあげられずに
寂しい想いをさせるならそれは無責任だと私は思うから それに私は
「あっ、
ごめんなさい 大丈夫?」
考えごとをしながら歩いていたらビルからでてきた小さな男の子と
ぶつかってしまった 「・・・」 その男の子は何も言わずに
走っていってしまった そのあとを小さな女の子が追いかけていく
「もう! 勝手にどこかにいったらまた迷子になっちゃうよ!」
今の男の子も多分私と同じなのかも知れないと感じた
もし私がゾロアークが人に化けた姿だと知ったら人間である友人達は
どんな顔をするんだろうか 最初は前の主人から捨てられた私が
この町で生きていく為に人の姿に化けたのだけど今の生活はとても楽しい
だから私はこの町にいたい この大都会に存在するひとつの幻影として
作 6代目スレ>>85-86
最終更新:2012年03月19日 16:03