「先生、先生ー!今日は僕たちにポケモンをくれるって本当?」
「本当だよ。でも、あげる前に一つだけお約束。ポケモンは、大事に扱ってあげてね!」
「分かってるよ、先生。そんなの当たり前じゃん」
「当たり前なんだけどね。それができない人もいるんだ。…ポケモンを蹴ったりとか、捨てたりとか」
「ひどいね…そんなの絶対だめだよ!」
「うん。君たちなら大丈夫だね!じゃあ好きなポケモンを選んでね!」
「わぁ…!ツタージャとミジュマルとポカブだ!!どの子も可愛い…って先生?」
「どうしたの?」
「なんかツタージャだけやけに強そう…というかなんかマークついてるけど、これなに?」
「……(言えない。かつて試しに
サブウェイ挑んだ時にコンビを組み、
その厳しさに一度挑んですぐに私が引退した後も勝負の世界に身を置き続け、
今は15年選手の廃神と化した「彼」が目印でつけたマークだなんて…
そして私がたまたま見かけて拾わなければこの子達はそのまま…の運命だったなんて)」
in15年後のカノコタウン
最終更新:2011年07月30日 21:58