夜。誰もが寝静まる時間。それが俺の「仕事」の時間だ。
さて今日はどれだけの収穫かね。草むらに足を踏み入れる。
おおいるいる。世のトレーナー様に見捨てられた奴らが沢山。
おとなしくしとけよ。まあ悪いようにはしねえからよ。自分の
捕獲用のポケモンを取り出し奴らを眠らせて効率良く捕獲する。
これでよし。あとはこいつらを「組織」に引き渡すだけ。まったく
今時のトレーナー様のおかげで俺ら「ポケモンハンター」の仕事も
儲かって仕方無い。なんたって「完璧じゃない」それだけの理由で
高い能力の個体値を持ったポケモンを大量に逃がす。それを俺らが
捕まえて売り払う。いい時代になったもんだ。一時期はポケモンは
友達。ポケモンは大切にとか言ってたのが笑わせるぜ。
まあそのおかげで俺らも儲けさせて貰ってんだから感謝しとかねえとな。
「組織」の奴らにポケモンを売り渡す。奴らが言うには高い個体値の
ポケモンはいくらいても困らないそうだ。まあこれで餌にも
困らねぇだろうし「道具」として可愛がって貰えるだろうよ。
お前等が「用済み」になるまではな。さてそれじゃあ次の「狩り場」に
行くとしますかね。まだまだ俺らの「仕事」は終わりそうには無い。



作 四代目スレ>>243

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年08月23日 14:40