「またあのトレーナー卵孵化してるよ・・・随分暇なんだなーキモイキモイ」
草むらから一匹のゴーストが、自分を捨てたトレーナーを見て呟いていた。
「よくやるねーほんとに・・・あんなアホ面したガキに飼われなくてホント良かったわ」
もちろんこのゴーストもレベル1の時に捨てられたのだが大して恨んでなかった。
というのも周りにはノーマルの技しか出せない雑魚ポケばかりなので、
ゴースの時はあやしいひかりで自滅を狙い
ゴーストになってからは自分を捕まえようとする雑魚トレーナーをフルボッコしてストレスを消していた。
「まーた同類捨てやがった、いい加減腹立ってきたな・・・これ以上増えるのもやだしそろそろ殺すか」
完全に上から目線。たった一匹で進化して、周りに敵がいないからそうなるのも無理はなかった。
トレーナーの手持ちは卵と孵化速度を上げる為の低レベマグマッグのみ、いつでもフルボッコできる。
草むらを通りさえすれば。
卵孵化のため、草むらを避けて自転車に乗るトレーナーはゴーストの存在にすら気付かずスルー
ゴーストの雑魚をフルボッコする生活はいまだ続いている・・・
作 初代スレ>>501
最終更新:2007年10月19日 20:33