俺は1人の研究者の手持ちだった
だがある時、俺は暗いケースの中から出てきた そしてあるトレーナーの手持ちになる
「 これがポケモンかぁ…よろしくな、キモリ 」
そのトレーナーとともに冒険をしてきた 進化も経験してきた しかし今は違う
主人はある日突然俺をパソコンに入れた
「 個体値が全合計42か 努力値もバラバラだし… 酷いな 」
そういって…
なぜだろうか 個体値とやらが低いとだめなんだろうか 努力値とやらが一定でないとだめなんだろうか
俺は1度、パソコンの中で主人の手持ちを見たことがある
とても強そうな奴等ばかりだった 中でも特に 〈 れっくうざ 〉 という黒い龍のようなポケモンはまさに怪物だった

ところがある日 俺は突然手持ちに入れられた
主人の手持ちを見たら 何も無かった 俺をのぞいて
「 思えばお前が最初の手持ちだったな… あれから各地を回り、ジムに挑戦していたころは良かった…
 懐かしいなキモリ もうジュカインだっけかな 」
…何かがおかしい 手持ちといい、雰囲気といい、どこかおかしいのだ
考えればわかることだ あれから分かったことだがあのレックウザは伝説のポケモンで、
  普段は緑らしい 黒のレックウザはとても珍しいそうだ なぜ手放したのか
逃がした いやそれはない とても珍しいからだ 交換や売りつけとかかな…でもアレは手放したくない
そうこう考えているうちに主人はどこかへあるいていった どこか懐かしい森へ
主人は酷く疲れていた ゆれながら森の中心へと近づいていく


こ の 先 何 が あ っ た か   そ れ は 今 は も う 誰 に も わ か ら な い


作 初代スレ>>729

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最終更新:2007年10月20日 15:13