渡辺 仁
”
起業バカ”の続編です。
今回もきつい内容が載っていますが、前著と比べて失敗はしたが
持ちこたえて今はまだなんとかなっているという例が多いので
内容としては少しソフトになっています。
ただ、詐欺師・パクリ屋の話はスケールがでかすぎて、
本当にこんなことがあるの?といった内容も書かれています。
まるで、どっきりのような話で、トイチ(10日で1割)ではなく、
トサン(10日で3割)といった、どんなあこぎな商売やねんという人達も登場する、
おそらく、一番黒い部分である話は正直ぞっとしました。
渡辺仁さんは『ビジネス人脈の99%はカネ儲けが目当ての、
上辺だけの友情でしかない』とおっしゃっていますが、これがリアルなのでしょう。
お人よし過ぎると喰われてしまうわけで、そういう人は虎の子を抱えて
ひっそり生きていくしかないのでしょう。
私は、このような修羅場を経験したことはないのですが、
やはり中高年の人がなんとなく起業するというのは絶対に間違っていると思います。
『社長になっちゃいけないヤツがなったから失敗する』のだそうです。
成功本がたくさん売れているご時世ですが、
成功者と同じビジネスモデルでは成功できないので、成功者に学ぶのではなく、
やはり、失敗者に学ばなければいけないと思います。
2010.1.16 ★★★★★
最終更新:2010年01月17日 09:31