船井 幸雄 羽生 善治
船井幸雄さんと羽生さんという超一流どうしの対談本です。
羽生さんを知らない人はいるかもしれないので、紹介しておきますと、
将棋のプロでプロになられてから常に1番を走ってきた人です。
将棋界のタイトルを独占したりと、前人未踏の記録を数々打ち立て、
現在も念に1回行われるあるタイトルを18連覇と鬼のような強さです。
タイトルホルダーはあまり対局がなく、その時一番強い挑戦者とやるので、
あまり弱い人と当たることがなく勝率は下がるはずなのですが、
未だに勝率7割を超えており、野球で言うと、イチロー選手みたいな存在です。
お互いに人間として素晴らしく、また、努力家である2人の対談なので、
当たり前のようにさらっと言われていることがすでに意味深です。
2人とも、(ストイックなのか?)調子の悪さを周りの環境のせいにせず、
原因自分論で生きているがためにツキが逃げていかないそうです。
周りの人に感謝できるようになれば、ツキはたまり、
また、ポジティブ思考で生きることが大事みたいです。
特に真新しいことはおっしゃっていませんでしたが、
超一流の考え方に触れれるだけでも価値ある1冊だと思います。
2人の対談形式を取っていますが、お互い1人ずつしゃべっているので、
テーマを決めてもっと深く掘り下げていただいたら、
もっといい本になっていたかもしれません。
2010.1.17 ★★★★★
最終更新:2010年02月18日 22:13