春山 満
先日、”
生き抜く哲学”を読んで春山さんの本をもっと読んでみたいと思ったので、
2001年に出版されたこの本を読みました。
”
生き抜く哲学”では、春山さんの若い時の心境が書かれてなかったですが、
やはり、自殺を考えたこともあったそうです。
でも、『死ぬのは明日でもいいじゃないか。』と思えたことにより、
それだけではないでしょうが、踏みとどまれたらしいです。
春山さんは、日本の老後というものがなぜこんなにも希望がないのかと考えており、
諸外国の有名なコミュニティ・施設などをたくさん見学しました。
その中で、たくさんのヒントが得られたのですが、
医療制度の崩壊と無駄な延命治療が原因になっているみたいです。
日本人は死ぬ時に一人当たり3500万の資産を抱えて
死んでいくと言われますが、その感覚が私にはわからないです。
諸外国では、死ぬ時にはほとんどお金を持ってません。
それゆえに、遺産相続による骨肉の争いであったり、
無駄な延命治療による多額の医療費であったりと起こるはずのない問題が起こっています。
医療制度も崩壊しており、今、国が払っている医療費は若者世代へのつけになっています。
欧米諸国と違って、死ぬ時に周り全員が幸せでないかつお金がかかるといった
いいところなしの今のシステムを変えるべきだと思います。
日本より、欧米の方が、早い段階で高齢化社会に移行しているので、
もっともっと見習わなければいけないと思います。
ハッピーリタイアメントと呼べるような環境を整備していかなければ、
これからさらに本格的に高齢化社会に突入した際にさまざまな問題が噴出すると思われます。
2010.1.31 ★★★★★
最終更新:2010年02月18日 22:14