武田 邦彦
環境問題の本をたくさん出版している武田さんの本です。
今、注目されている新エネルギーは実用化出来るのかどうかに焦点を当てています。
この本は、「利権とは関係なく」書かれていて、「科学としての事実」が示されています。
新エネルギーには、原子力・太陽エネルギー・水力・風力・バイオ等ありますが、
どれも欠点があり、実用化には至っていないのが現実です。
この中のいくつかは、技術革新で実用化出来るかもしれないといったレベルだそうです。
おそらく、この中では原子力が一番有望と武田さんは考えていると思います。
原子炉もいろいろなタイプがありますが、その中でも軽水炉は安全だそうです。
チェルノブイリのイメージがあり、原子力はやばいというイメージがあるのですが、
残念ながら、チェルノブイリは『原爆を作るついでに発電する』という代物だったため、
欠陥品であり、あのような大惨事が起こってしまいました。
原爆を作る方が原子炉を作るより格段と簡単なため、日本もすぐに原爆を作れるみたいです。
よって、現在の原子炉は安全なのですが、地震などがあるため必ずとも安心とは言えないそうです。
住民が納得すればいいというだけなので、メディアがきちんと報道すれば、
実用化出来るのではないでしょうか。
私も原子炉を専門にやっているので、量産できるようになればうれしいです。
太陽エネルギーと風力発電ですが、日本には適していないようです。
太陽発電は自然を破壊せず広い土地を確保できる国が適しており、
風力発電は比較的風が強く、台風やハリケーンのような極端な気圧配置にならないところが適しています。
他にもさまざまな発電がありますが、現段階では技術的に難しかったりと、
石油に頼らなければいけないのが現状だそうです。
日本は海に囲まれていますので、海洋エネルギーを取り入れることが出来るようになれば、
資源の問題で悩まず、これからも持続的な発展をしていけると思います。
そういう時代が来ればいいと思います。
2010.1.31 ★★★★★
最終更新:2010年01月31日 18:36