丸島 儀一
キャノンの成長と共に歩んでこられた丸島さんが特許について
いろいろと語られている本です。
8年前に出版されており少し内容は古いかもしれませんが、
知財を考える上でとてもわかりやすい1冊だと思われます。
日本はハードは強いですが、ソフトは弱く、
知財も無形の資産といった意味ではソフトになるのでしょうか?
私も含め、多くの日本人があまりに知財に関心が無さ過ぎます。
この課題をクリアしていかない限り、
グローバル社会を勝ち抜いていくことは難しいでしょう。
特許がわかる人が技術がわからず、技術がわかる人は特許がわからずと、
簡単に解決できる問題ではなく、10年20年というスパンで
少しずつ改善していく問題なので出来るだけ早く手を打つ必要があります。
最後に、一番印象に残った言葉を記しておきます。
『企業の特許戦略では、攻撃よりも防御が重要であり、難しいのです。』
『攻撃に成功してライセンス料を貰うのもよいですが、
それだけで本当に企業の利益が守られるとは思えません。』
2010.4.18 ★★★★★
最終更新:2010年04月24日 08:43