ジョセフ・E・スティグリッツ
ノーベル賞経済学者のスティグリッツさんが、現在の経済状況がどのようなものなのか、
またなぜそのようなことになってしまったのかをわかりやすく分析された本です。
やはり、今回の危機は元FRB議長のグリーンスパンさなが例えたように、
100年に1度の危機であるという認識を持っておられます。
今回の危機はひょっとしたら収まるかもしれないが、
そのひずみは蓄積されるのでやはりどこかで清算する必要があるそうです。
つまり、CDS問題なども、どこかでそのつけを払う必要があります。
この際、いろいろと噴出している問題を清算するべきだとおっしゃていました。
私も、同じように感じるのですが、ノーベル賞経済学者なら、
もっと深く突っ込んだ具体的な提案をして欲しかったです。
その辺が、個人的に少し不満でしたが、とてもわかりやすい分析で、
読む価値のある1冊であると言えます。
2010.4.25 ★★★★☆
最終更新:2010年04月25日 11:35