イアン・エアーズ
とても衝撃的な内容の本です。
ある分野の専門家よりもパラメータをいくつか設定した
統計学の方が精度が高いという内容のものです。
人間は変数が増えてしまうと優先度がわからなくなってしまい精度が落ちるのに対し、
機械は主観を一切はさまないのでより正確なジャッジが出来るみたいです。
実際、本書ではさまざまな例が挙げられていますが、
ほとんどの事例において専門家の方が分が悪いという結果が出ています。
この結果は、専門家たちにしてみればすごい脅威です。
例えば、監督や役者に関わらず脚本の内容で売れるか売れないかが決まるというのも
すごい結果ですが、実際そう言われてみるとそのような気もします。
人間は自分の能力を過信しすぎだそうです。
さらにそこの主観がどうしても入ってしまいます。
仕方のないことなのですが・・・。
今は、あまりこの結果を受け入れないまたは受け入れたくない人が多いのですが、
どうみても旗色が悪く、統計学がどんどん優位にたっていくでしょう。
そうなった時に、我々が出来ることは、仮説を立てるくらいだそうです。
日々、頭を使ってものを考える習慣をつけておかないと、
専門家と言われる人たちも食いっぱぐれる日も近いのかもしれません。
2010.5.12 ★★★★★
最終更新:2010年05月13日 10:09