中村 吉明
最近、出版された水ビジネスの本です。
逆浸透膜などの海水淡水化技術から上下水道など多岐にわたって
さまざまな水ビジネスが紹介されています。
結構、詳細に書かれていたので、
読んでいて勉強になりましたし、とても面白かったです。
本書では、日本の水ビジネスの問題点も述べられています。
日本の技術は素晴らしいのですが、受注先の国々では、
そこまでのクオリティではなく安いものを求めています。
それゆえに、うまいこと受注できるのかという点と、
また、部品売りなので利益が薄いという点です。
これは水ビジネスだけでなく、日本の全産業が陥っている罠で、
解決していかなくてはならない問題です。
ほとんどの産業といっても過言ではないと思いますが、
先行利益をほとんど享受していません。
私はとても水ビジネスに興味を持っているので、
ウォークマンや半導体などの二の舞にならないで欲しいです。
2010.5.29 ★★★★★
最終更新:2010年05月29日 20:53