竹内 久美子
竹内さんは学生時代に動物行動学を専攻されており
本書もおのような知見に基づかれて書かれています。
Hox遺伝子・テストステロン・シンメトリー・HLA・
浮気と精子競争・ネオテニーの話などで構成されています。
『女は男の指を見る』『ハゲは病気に強い』など、
普段、考えることのないような視点で書かれているので、
非常におもしろかったのです。
ただ、仮説が多く、本当にそうなのかなと思う点も多々あったので、
個人的には少しその点に関しては不満でした。
2010.8.22 ★★★★☆
最終更新:2010年08月27日 12:24