坂口 恭平

東京に住んでいるホームレスの生活状況などを、坂口さんがレポしている内容の本です。
今までに読んだことのないタイプの本であり、非常に面白く、また、心温まる本です。
ホームレスは非常にいろんな意味で不自由な暮らしをしていると偏見を持っていましたが、
自分のペースで割と自由に生活しており、本書で紹介されていた人は月収5万円もありました。
ホームレスの方々と普通に生活している人々の間にも交流があるそうで、
人間が出来ている方にはいっぱいファンがおり、生活の面倒も見てもらったりしているそうです。
また、ホームレスの方々は非常に生活力があり、頭も切れる人ばかりだそうです。
(頭を使わないと暮らしていけないからだと思うのですが・・・)
お金に余りとらわれない暮らしで自分もそのように生きてみたいなと思う半面、
やはり、今の暮らしを捨てきれないなと思いました。

   2010.9.24     ★★★★★


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最終更新:2010年09月24日 14:06