鬼塚 英昭
”
金の値段の裏のウラ”の続編です。
鬼塚さんの本は論理的であり、また、読みごたえがあります。
本著も非常にすばらしい仕上がりになっていました。
最近も金は1300ドル/オンス直前を推移しており、史上最高値を更新しています。
『ドルが下がれば金が上がる』・『有事の金』などと叫ばれていますが、
よく着目すると必ずしもそうではないと言えます。
世界的な景気の悪化により金が値段を上げている一面もあるとは思いますが、
やはり、バブルによるところが大きい、さらにもう一歩踏み込んで、
ロスチャイルドによってバブルを演出されているというのが本書の内容です。
副島孝彦さんも藤原直哉さんも金は暴落するとおっしゃっており、
おそらく一度意図的に暴落した後、意図的に高騰するのだと思います。
鬼塚さんがおっしゃるには、それは2011年、遅くとも2012年には起こるそうです。
次の津波で資産を吹き飛ばさないように注意しておく必要がありそうです。
2010.9.24 ★★★★★
最終更新:2010年09月28日 11:00