野口 嘉則
世の中の理というものをうまくとらえた内容になっている本です。
非常にすばらしい内容であり、たくさんの人に読まれています。
ただ、ジェームズ・アレンさんの”原因と結果の法則”の内容を色濃く反映していますので、
”原因と結果の法則”を何度も読まれている方は読む必要があまりないと思います。
今おかれている現状(結果)というのは自分が蒔いた種(原因)によるものということが
本書の一番伝えたいメッセージです。
また、『人のふり見てわがふりなおせ』という諺にもあるように、自分が見せられているものは、
自分が招いた結果によるものであるということです。これが、鏡の法則です。
他にも、『この世で起こることにはすべて必然である。』という必然の法則も紹介されています。
言い換えると、目の前に立ちはばかる壁は自分に課せられている課題であるということです。
本書に書かれている内容は全て正しいように私も感じます。
本書にはすばらしい本が何冊か紹介されていましたのでそちらも読んでみようと思います。
2010.10.7 ★★★★★
最終更新:2010年10月11日 10:26