板東 忠信

筆者の板東さんは元通訳捜査官であり、非常に中国事情に詳しい方です。
もちろん、中国語も話すことができます。
本書でも詳しく書かれていますが、中国人に対してネガティブな印象を持っており、
不法滞在者問題・日本の中国の自治区化など非常に心配されています。
もちろん、中国人が悪い人ばかりではないと思います。
ただ、本書に指摘されてました『退かない・曲げない・謝らない』という特徴は、
私の知り合いの中国人の大半に当てはまることであり、
非常に端的に中国人の特徴を現していると思います。
そのような国民性を持つ中国人とこれからどのように向き合っていくかを考える上で、
本書は私たちに重要な示唆を与えてくれると思います。

   2011.4.3     ★★★★★


最終更新:2011年04月16日 09:37