副島 隆彦
副島さんの新刊です。
中国経済はバブルではあり、一時的に景気が落ち込むときもあるが、
長い目で見れば中国が世界を牽引していくというのが本書の主張です。
中国はこの30年で100倍のインフレになったそうです。
しかし、日本も戦後65年で1万倍の物価上昇が起こっており、
中国でその程度のインフレが起こっても不思議ではありません。
3月に起こった東日本大震災でますます世界経済が不透明化していく中、
中国が本当に世界経済を牽引していけるかどうかは私にはわかりません。
ただ、報道によって反中感情を煽られて、戦争というのは一番愚かなことだと思います。
アジア人同士戦わずだと私も思います。
2011.4.11 ★★★★☆
最終更新:2011年04月16日 09:23