高田 靖久
私はビジネスは全くやっていないのですが、
以前から全ての顧客を平等に扱うことに疑問を持っていました。
この本を読んで私の疑問はやはり正しいということを確信しました。
著者の高田さんは経営者ではなくコンピューター屋だそうなので、
あらゆる業者のデータを客観的に見ることができます。
客観的に分析した結果、どの業種も3割の顧客が
店の売り上げの75%を担っていることを発見したそうです。
このデータから判断するだけでも、
平等な接客がばかげているかがわかると思います。
値引きをすれば一時的に集客できますが、
値引きをしなくても来る常連客の売り上げを下げるだけであって
効果はほとんどないというよりも長期的に見ればマイナスです。
値引きをするなら、上客に還元するほうが確実に収益につながります。
本書に書かれているように、顧客のデータをパソコンに逐一記録していって、
一人一人その人に合った接客ができれば、その顧客は絶対その店から離れませんし、
また、口コミ効果も期待できます。
ポイントカードも採用するなら、グレードがあがるポイントカードにしたほうが
客側から見ますと魅力のあるカードになります。
本書に書かれている内容は数年後には当たり前になっているかもしれません。
非常に面白い内容でしたのでお勧めです。
2011.5.4 ★★★★★
最終更新:2011年05月05日 10:33