ドルフ・デ・ルース
ドルフ・デ・ルースさんは電気工学の博士号まで取っているにも関わらず、
就職せずに不動産投資で食べているというユニークな人です。
内容がすごいわかりやすく、この本を読んで不動産投資を始めようと思った人が多いのも頷けます。
ただ読んでいて2つ気になった点がありました。
1つ目は、日本の銀行でも無担保で9割融資してくれるのかという点です。
2つ目は、地価は値上がりするという前提で話を進めているという点です。
この2つの要因だけではないのですが、このような背景のおかげでアメリカなどの諸外国は
サブプライムローンを組み、ものすごい金融バブルになってしまいました。
住宅価格がピークになる前に書かれた本なので、
土地の値段は下がらないという神話が崩れ去る前の話です。
今では、こんな簡単にローンを組むことは出来ないと思います。
ただ、他の部分はすごく参考になりました。
商業用と住宅用では融資の度合いが違うというのは言われてみれば当たり前ですが、
不動産や銀行の業界に関わっていないとわからないことだと思います。
ペンキを塗る・郵便受けを新しくする・草を刈る・気を植える、切るなどで
簡単に不動産の価値を高めることが出来るというのもすごく参考になりました。
今、全世界を襲っているバブルを耐えた後で、
ドルフ・デ・ルースさんの利回りがどんなものになっているのかはすごく聞いてみたいです。
2009.11.1 ★★★★★
最終更新:2010年02月18日 22:02