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                                安部 芳裕

ネットで『Anti-rothschild Alliance』を
立ち上げた安部さんの本です。
特に目新しいことはさほど載っていなかったのですが、
WTO・IMFなどの国際機関が、やはり、
アメリカの国益に沿って動いているということを認識することができました。
IMFは「出資額=発言権」だそうです。
つまり主要な決定に関しては、
アメリカがノーと言えば出資比率の関係で可決できないそうです。
IMFが介入することによって成功した事例がないのも頷けます。
ODAは全額無償で日本は途上国の役に立っていると思っていました。
しかし実際はODAの4割は無償で、残りの6割は金貸しだそうです。
政治の駆け引きに綺麗すぎる話はないのが少しショックでした。
安部さんは、現在の世界の歪みは貨幣によるものだと考えており、
地域通貨を推奨しています。
過去にも、何度か成功した事例があり、個人的には悪くないなと感じました。
ただこれにはたくさんの人のお金に関する理解が必要なので、
もっともっとたくさんの人がこの本を読んで欲しいと思います。
かなりわかりやすく書いてありますし、
ロスチャイルドに関してあまり知識のない人には
かなり面白い内容になっていると思います。

   2009.11.2     ★★★★★


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最終更新:2009年11月02日 10:04