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                                           鬼塚 英昭

”金の値段の裏のウラ”を書かれた鬼塚さんのトヨタに関する本です。
鬼塚さんも、トヨタが日本を引っ張っていると思っていますし、
潰れて欲しくはないそうですが、自身に迫る危機感からこの本を書かれたそうです。
私は、トヨタはでかいし、内部留保金もたくさんあるから大丈夫だろうと思っていましたが、
この本を読んで少し考え方が変わりました。
今年の1・2月時点では私から見ても、経営陣は為替レートに対しても、
車の売れ行き予想にしても、かなり甘いなという印象を受けています。
鬼塚さんはもっと厳しく見ており、車が2006・7年のように
売れる時代はもう来ないだろうとおっしゃっています。
日本でも若者の車離れが進んでおり、交通網が発展した地域では車の必要性を感じないほどです。
また、国内はこれ以上の需要がおそらく望めないので、
海外で中国やインドと争う時代遅かれ早かれが来るでしょう。
トヨタは大型車やレクサスがドル箱らしく、小型車ではあまり利益が出ないそうです。
その体質を改善して小型車でも利益が出るようにしなければ、
これから勝ち抜いていくのはかなり厳しいかもしれません。
『トヨタが栄えたのは時を得たからである』という視点で経営陣が考えることが出来たなら、
トヨタもまだまだ頑張れるのではないかと思います。
この危機を乗り越えて、一回り二回りも会社として、でかくなって欲しいです。

   2009.11.17     ★★★★★


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最終更新:2010年02月18日 22:05