この辺は解釈の違いもありますが
・受け
特定のポケモンの攻撃に対して、眠る持ち確定4発(被ダメージ33%未満)もしくは回復技持ちで確定3発(被ダメージ50%未満)で耐えることの
出来るポケモン(交代で出しても回復が追いつく)
回復技持ちでも確定4発圏内でないと受けは出来ないと捉える人もいます。
現環境の火力インフレで受けというポケモンを使えるのは少ないです。
(補足)
・タイプ受け→タイプの半減、1/4、無効を生かして受けにいくポケモン
・数値受け→圧倒的な耐久値を生かして受けに行くポケモン
・流し
特定のポケモンに対して、何回か攻撃を耐えることが出来、
かつ相手を先に倒せることが出来るポケモン(回数限定で交代で出しても倒すことが出来るポケモン)
※素早さが相手より速いと、こっちが耐えるのが一回少なくて済む&ピンポイントで繰り出せる確率が上がるので、
仮想敵への素早さ調整がかなり重要になってきます。
・封じ
特定のポケモンに対して、相手に逃げられることなく倒すことが出来るポケモン。
磁力持ちジバコイルの対鋼
追い討ち持ちの対超霊
・誤魔化し
特定のポケモンに対して、ある一定の技だけに繰り出したり持ち物を駆使する等をして、優位に立つことができるポケモン。
例えば、ヤドランの波乗りは耐えるが冷凍ビームを食らってしまうと落ちるポケモンを、波乗りを打たせるような状態に持ち込んで繰り出して流
す又は倒す。
2発食らうと落ちてしまうけど、オボンの実等を使ってもう1発耐えるようにして流してしまう。
特定のポケモンに対して、受け、流し、封じ、誤魔化しが出来るポケモンを役割が持てるポケモンといいます。
要は繰り出せるポケモンってことですね。
受け、流し、封じ、誤魔化しを使って特定のポケモンを倒したこと
同時に繰り出した時(対峙)した時に、相手のポケモンに勝つ事が出来るポケモン。
エースというポケモンがこの位置にいます。
役割理論では役割を持つことの出来ないポケモン全部がここに分類されます。
エースの種類について
・タイマンエース
繰り出すことは出来ないが、1対1に強いエース。ローブシンのように明確に後出しできる場面は想定できないし、遅いから全抜きは狙えない
が、火力の高さから1体なら倒せるポケモンをここに分類します。
・抜きエース
圧倒的素早さと火力から繰り出して一気にポケモンを倒して勝てるポケモン。砂でのドリュウズや雨でのキングドラ。神速カイリュー、蝶の舞
ウルガモス等が分類される。明確な勝ち筋があるためパーティーの軸となりやすいポケモン。
・ストッパー
抜きエースをしに出しからタイマンで止めることが出来るポケモン。ウルガモスに対するマリルリ、ドリュウズに対するローブシン、ゴウカザ
ルのようなマッハパンチ持ち等
・それ以外のエース
明確な役割もなく、とくにこれと言った火力もないどうしようもないポケモンが分類されます。マイナーポケの大半数はここ(オオタチ、クイ
タラン等)。
・例外として一部役割の持てるエースというものがいます。エースの説明が「役割を持つことの出来ないポケモン」なのでなんじゃこ
りゃ!?ということになるのですが、これはラティオス等の水に繰り出せる上に抜き性能、火力の高いポケモンやハッサム等の草やエスパーに
繰り出しながらも自身は剣舞や拘り鉢巻きを持ってバレットパンチで抜きエースも兼ねるポケモンの事を指します。
しに出しとはポケモンが倒された後に出すポケモンのこと
繰り出しとはポケモンを交換を使って繰り出すこと
捨てるとは、役割を遂行し終えたポケモン等、もうあまり必要がないであろうポケモンを交換でだして相手に倒させること。
これにより役割を持っていないエースをしに出すことが出来る重要なプレイングの一つ
ポケモンとの対峙で有利に立っている状態
ポケモンとの対峙で絶対に勝てないので、交換して対処するしかない状態。
ポケモンが役割を持ち合ってグルグルと目まぐるしく交換戦が行われている状況
どちらのポケモンも役割を持てず、交換せずに倒しあう状態
特定のポケモン(出したいポケモン)が、役割が持てない、しにだしからでも勝てない、出しても完璧に受けきられるので腐っている状態
・遂行(技)
役割を持てるポケモンに対して大ダメージを与える攻撃技のこと。
例)グライオンのヘラクロスに対しての燕返し
ランターンの水ポケモンに対しての10万ボルト
・牽制(技)
あるポケモンが役割を持たれると困るポケモンに対して大ダメージを与えるような技
例)フーディンにやってくる悪鋼タイプへの気合い玉
カイリキーにやってくる飛行タイプへのストーンエッジ
ゴウカザルにやってくる水タイプへの草結び
・一貫性
役割遂行技であるにも関わらず交代先へも一定のダメージ、効果を与えることが出来る技です。
例)電気半減で電気に繰り出すことの出来るユキノオーの地震は電気タイプへの遂行技ですが、同時にユキノオーの弱点タイプである炎タイプ
へも抜群が取れ、牽制としても使える。
ラティオスの雷は水タイプへの遂行技であるが、交代でやってくるハッサムやメタグロスにも一定のダメージを与えることが可能である。
水ポケモンの熱湯は炎や岩地面への遂行技であると同時に火傷を負わせる可能性がある為、水に強い物理ポケモンを牽制することができ
る。
・汎用性
広い範囲に影響がある技。
水ポケモンの冷凍ビームは水ポケモンが苦手なドラゴン、草全般を牽制出来るので汎用性が高いと言える
あるポケモンが特定ポケモンに対して役割持たれているのに関わらず、相手に勝てる場合、役割破壊が出来ることになります。
ゴウカザルは炎格闘タイプでヤドランは水エスパータイプ。ゴウカザルに対してヤドランが役割を持っていて、普通に考えると勝てないのです
が…。
ゴウカザルが覚える草結びを交代時に使えば…
ゴウカザルLv50 → ヤドランLv50
技:くさむすび [珠]
威力:80 くさ/特殊
特攻:156 (特防:100 HP:202)
倍率:2*1
ダメージ:123~145 [確定2]
(割合:60.8~71.7%)
(猿特攻252珠持ち、ヤドランHP252で計算)
ゴウカザルはヤドランに素早さで勝っている為、次で倒すことが出来ます。
メタの由来はMTG wikiでも参照してください
ポケモンのパーティーは6匹。たった6匹のポケモンで全てのポケモンを対処できるわけがなく、ある程度対策を妥協する必要があります。
あるポケモンを対策してパーティーを組んだとして、そのポケモンは今の環境に合っていなかったら全然見かける事がなく、対策が無意味になりま
す。
そういったことがないように環境を把握して対策を練りましょう。
これを環境メタといいます。
最終更新:2012年12月30日 02:53