198 : ◆r0iVxBwh6I :2010/08/28(土) 22:58:28.89 ID:cKRnfR2b0
予定より書き込みが大幅に遅くなってすまない
某だ
199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 22:58:57.91 ID:QUp1tC1x0
やっとか、遅いよ
>>199
いやはや、言葉も無い
実際は約二時間ほど前に家路に着いてはいたのだが
予想外の事が起こって書き込む時間をなかなか取れなかったんだ
201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:15:35.86 ID:cKRnfR2b0
本日の夕刻過ぎに学生時代の友人達と待ち合わせて
件の子の見舞いに向かったんだ
卒業以来数ヶ月ぶりに会う友人たちは相も変わらずといった感じで
さして外見に変化は無かった
今から見舞いへと向かう子がある意味では一番外見に変化があるかも知れない
何せ包帯に絆創膏,ギプスというオプションまでついていたくらいだからな
202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:23:03.11 ID:cKRnfR2b0
待ち合わせの場所から病室へ向かうまでの間に色々と話を交わしていたが、
その話をよくよく聞いてみると
どうやら本日集まった五人の中で見舞いに行った事があるのは某だけとの事
件の子が事故に遭ったのはたった二日前なので、昨日今日もいいところ
自損事故で怪我の具合もさほど悪くないとの連絡が皆に回っていたので
とりあえずは今日まで見舞いを先延ばしにしていたそうだ
某が連絡を受けた数時間後に行った事、その病室での失態を大まかに伝えると
「いやまぁ、心配なのは凄く分かるけれどさ……どこのカップルだよwwwwww」
と突っ込みを受けてしまったのは少々気恥ずかしかったりもした
204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:34:12.30 ID:cKRnfR2b0
そんな風に話をしつつも病室に着いたら、件の子がベッドに横になっている様子がドアの前から窺えた
シーツが規則的に上下へと動き、緩やかな吐息が聞こえてきた事から推測するに
どうやらお昼寝中だったらしい
起こさないよう、皆でこっそり件の子のベッドを取り囲むように陣形を組む
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:38:32.85 ID:cKRnfR2b0
そして友人の一人が眠っているあの子の肩を優しくポンポンと叩く
んぅ〜、という柔らかい声と同時に件の子の瞼が徐々に開いていく
緩慢な動作で体を起こして自分のベッドを見渡してみると、
見知った顔ばかりで若干驚いたような顔つきを見せてくれた
そして一言
「おおお、お見舞いか!? お見舞いか〜〜!!」
見事なテンションで目を覚ましてくれたようだ
206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:44:24.22 ID:cKRnfR2b0
友人の一人が堪え切れなくなったのか、件の子に思いっきり抱擁する
「馬鹿、心配したんだよ〜〜〜〜!」
その抱擁に対して件の子は友人の背中に手を回して……タップした
「おぅ、おぅwwww 痛いwwwwww ちょっ、ギブ、ギブですwwwwwww」
打撲の患部に見事に命中していたのだろう
友人は慌てて身を剥がしてから謝罪の言葉を告げる
すると件の子は軽く首を振り
「いいよ、気にしないで。 それよりさ、皆忙しいのに来てくれてありがとう」
と、某達にとても綺麗な笑い顔を見せてくれた
本当に可愛いらしいなと思う
その顔を見て、心配とはベクトルの少々違う感情で抱きしめたくなった
207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:50:27.41 ID:cKRnfR2b0
そしてそのまま件の子と談笑を始める
談笑の内容は、仕事や院の方はどんな感じか、最近の恋愛事情、今流行のニュースについてなど
極々ありふれたものだったが
懐かしい面々と顔を合わせて話すことが出来て、某としてはとても楽しかったな
何よりも件の子が楽しそうにしてくれたのが本当に嬉しかった
会いに来て良かった、そう思えるには十二分すぎる柔らかな笑い顔が見れたんだ
208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/28(土) 23:58:11.35 ID:cKRnfR2b0
そんなこんなで話し込んだり見舞いの品を渡しているうちに
面会時間が終わる時間になった
また来るね、との言葉を告げて皆は病室を後にする
某は殿にいたので必然的に一番最後に部屋を出ることになるので、
ここは一つ何か素敵な事でも言って元気になってもらおうと思い
某なりに気の利いた一言を伝えた
「げ、元気になって、また遊ぼうね……」
そのまんまだった
209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 00:06:47.10 ID:DhbWytXd0
病室をそのまま後にしようとしたら、後ろからあの子の声が聞こえてくる
「○○(某’s名前)」
なんだろうと思って振り返ったら、はにかんだ表情の件の子がそこにいた
「来てくれてありがとう。」
友人なんだ、当然じゃないか
おかしなことを言うものだなと思いながら、某も答える
「…それは皆に言わなくちゃ」
「いやね、そうじゃなくて」
傷がうっすらと見える自分の頬に軽く左手を添えて、件の子は言葉を紡ぐ
「昨日○○がね、駆けつけてくれたの嬉しかったんだ。
うん、嬉しかった。ありがとう。 昨日言いそびれてたwww」
言われて凄く嬉しいはずなのに心臓が少し痛くなる
切なさ寄りの愛しさを抱くと、妙な気持ちに襲われる
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 00:15:21.74 ID:DhbWytXd0
だから、某は…
「また来るから」
今の状態で彼女の顔を見ながら話してしまうと、心音が五月蝿くて耳が痛くなりそうだから
彼女に背を向けた状態で約束を告げた
「また明日、来るから。…迷惑じゃなければ」
素直になりきれないこの無念
本当は、某がただ会いたいだけなんだ
この気持ちを言葉に出来ないヘタレっぷりは、我ながら進歩が無いというか…
そしてそのまま病室を後にした
後ろから「待ってるよ〜」と、朗らかな声が聞こえてきたのは
正直嬉しかった
211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 00:19:49.70 ID:DhbWytXd0
そして友人達とお酒を嗜める場へと流れ込み、今に至るというワケだ
二次会まで付き合ってしまったが故にスレへの書き込みが遅くなってしまったのを
改めてここで詫びたい
待たせて申し訳なかった
そして保守有難う
実はスレはdatで落ちているかもと、あまり期待を持たずに帰宅してPCを立ち上げてみたら
未だ残っていたことに驚いてしまったよ
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 00:31:07.89 ID:dn3K2E790
何はともあれ、おかえり
知り合いに会えるだけでも凄く嬉しいと思うので定期的に見舞いに行ってあげてくれ
>>212
了解した
今日聞いたかぎりだと、どうやら退院まで約一週間との事らしいから
向こうの迷惑にならない程度で見舞いに行ってみようと考えているよ
それと、ただいま。有難う。
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 01:11:53.15 ID:FybrIpP00
えっ?終わり?www
>>214
そうだな…スレタイに関しては完遂とまでは行かずとも
出来うる範囲で行動は行なったと思うので
ここは残すも残さないも自由といった感じか
もしも残るようであれば、雑談や見舞いの報告もさせて頂くし
静かにdatに落ちるのであれば、それもまた一興
たまにはこういう風なスレがあってもいいじゃないか
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 01:40:58.12 ID:izAQm1o+0
話し相手がいるだけでも、入院してる子にとっては違うと思うよ。
だから無理に見舞い品とか持っていかない方がいいかも。お金大丈夫か心配になるし。
>>216
貴方の言うとおり、見舞いの品を毎度持って行くと
確かに気を使われてしまいそうだな
某としては件の子の顔を見れるだけでいいんだ
向こうとしてはどんな気持ちで接してくれているかは図りかねるが
せめて話し相手として某が少しでも役立てるのであれば嬉しい
無理に見舞いの品を持っていかない方がいいかもとの意見、感謝する
218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/29(日) 02:08:53.49 ID:JuUVQtwn0
お前シベリアにいないか?
シベリアのなりきりに。
Exactly.(その通りでございます)とか口調とか
>>218
シベリアが何の事か分からなかったので検索してみたら
なるほどそういう板があるようだな
VIPでしか書き込んだ事は無いので、残念ながら人違いだ
ExactlyネタはAA等で有名と思っていたがそうでもないのか…
気がついたらもうこんな時間か
流石に床に就くことにするよ
手に入ったログはここまででした。もしこれ以上のログをお持ちの方はご一報ください。
最終更新:2010年08月29日 22:27