女だけど幼馴染女に恋をして彼女になれた 第12章:文化祭報告/初日


942 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:26:27.75 ID:Z+vtjO3m0
   こんばんは。 
   最近文化祭終わってから遊びまくりでめっちゃ眠い。 
   文化祭の報告します。

948 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:41:21.30 ID:Z+vtjO3m0
   文化祭の話。 
   初日。 
   
   朝早くに行って委員会の注意事項を聞いてから教室に行った。 
   教室に行ったら皆衣装持ってメイクしたりして準備してた。 
   めっちゃ気合い入ってる。 
   そしたらPが私に気づいて近寄ってきた。 
   Pって名前面倒やからピンクにしておく。 
   
   ピンク「ヒマー!早く執事服着てー!」 
   スレ「お、ヒマ来たか。手伝うからはよしろー」 
   ヒ「あ、うん」 
   
   衣装着るために女子は更衣室に移動。 
   更衣室で執事服を持ってきてくれた子(コスちゃん)が服の袖をちょいちょいって引っ張ってきた。 
   
   ヒ「ん?ああ、コスちゃん。衣装持ってきてくれてありがとーな」 
   コ「あ、ううん!大丈夫!あとね、ヒマちゃん髪の毛染めたやろ?」 
   ヒ「うん」 
   コ「でもね、私は執事服には黒髪やと思ってるんよ」 
   ヒ「え…あ、うん」 
   コ「だから先生にも許可貰ったし、ウィッグかぶって!家である程度セットもしてきたから!」 
   ヒ「え…分かった」 
   
   椅子に座ってコスちゃんともう一人皆の衣装を持ってきてくれた子に手伝ってもらってメイクと髪の毛をセットした。 
   メイクは眉を濃く太く書いたりちょっとだけやった。

949 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:41:55.43 ID:Z+vtjO3m0
   メイク終わって髪の毛をワックスとスプレーで固めて黒のカラコンし終わったら
   スレに私が授業中とかにかける黒縁メガネを渡された。 
   
   ヒ「え、なにこれ?」 
   ス「いやー、○○(クラスの子)にかけさせろって言われたから」 
   ヒ「なんでw」 
   クラスの子「大丈夫!ヒマちゃん絶対似合うから!メガネかけたほうがいいから!」 
   ヒ「えー…じゃあ」 
   
   メガネ装着。 
   皆騒ぎ出した。 
   そのあと教室行ったら男子がメイド服とか着てて笑った。 
   女子大爆笑。 
   
   女子「男子のすね毛はねーわww」 
   男子「うっせーなwwすね毛剃るのは男として恥ずかしいねんw」 
   
   そうやってわいわい騒いでたら先生が来て私はクラスに注意事項を説明してから教室の準備した。 
   普通に机を並べてダイソーで買ったテーブルクロス引いたりした。 
   入口には誕生日で作るような色紙で作った輪っかを飾り付けて
   黒板に「男女逆転!?喫茶店へようこそ」とかデカく書いてクラスの名前を周りに書いていった。 

950 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:42:13.49 ID:Z+vtjO3m0
   時間になってシフトじゃない人たちは教室に出て行ってシフトに入ってた私は教室に残った。 
   その間男子と喋ってた。 
   
   男子「お前さww普通に男子でいそうやんなw」 
   ヒ「お前みたいな奴はおりそうにないなw」 
   男子「当たり前やんwこいつみたいな女子おったら俺引くわw」 
   ヒ「てか○○(ラグビー部の男子の名前)ごついwなんかごついww」 
   男子「うるさいwwラグビー部なめんなw」 
   女子「○○(ラグビー部の男子の名前)の服って○○ちゃん(可愛い他クラスの女子)が作ったんやろー?w」 
   男子「そうなん?お前らデキてんの?ww」 
   ヒ「え、まじ?」 
   男子「え…ないない!出来てへんって!」 
   女子「でも文化祭ってカップル率高いからなー」 
   ヒ「確かに」 
   男子「○○(私の苗字)は彼氏おるん?」 
   ヒ「え…いやー…あははw」 
   
   彼女おるとか言われへん。

951 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:43:47.62 ID:Z+vtjO3m0
   男子「え、おんの!?まじで!?この学校の奴!?」 
   女子「うっそ!誰ー!?」 
   
   めっちゃ戸惑ってたらお客さんが来て何とか回避した。 
   普通にバイト中みたいに接客してたら小さい女の子がなぜか「お兄ちゃんありがとー」とか言って飴ちゃんくれた。 
   性別間違えてるけどやっぱり小さい子は可愛い。 
   結構人も来てくれて私のクラスは大繁盛。 
   
   お昼すぎになってシフト交代の時間やったのに交代する男子が中々こーへんかった。 
   
   ヒ「なあ、私が時間間違えてるわけちゃうよな?」 
   女子「ううん、この時間絶対あいつが交代やった」 
   男子「電話したけど出ーへんわ」 
   女子「まじ?まさかぶっちしたわけちゃうよな?」 
   男子「まじかよ」 
   
   そしたら40分遅れてそいつが来た。 
   時間を勘違いしとったらしい。

952 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:44:29.07 ID:Z+vtjO3m0
   私はいそいで着替えに行こうとしたけどサクとの待ち合わせ時間に遅れたくなかったから
   上だけブレザーに着替えて急いで走って行った。 
   廊下で走ってると英語の先生に止められた。 
   
   英語「こら、○○(私の苗字)。廊下は走らない」 
   ヒ「あ、すいません」 
   英語「なんか私と会うときいつも走ってるよねw」 
   ヒ「いや、ちょっと時間に追われてて…」 
   英語「そうなんや。でも廊下は走ったら危ないからあかんよ」 
   ヒ「すいません、気をつけます」 
   英語「でも…ふーん」 
   
   じっくり下から上へと見られた。 
   
   ヒ「え…何ですか」 
   英語「似合ってるやーんw」 
   ヒ「え…あ、ありがとうございます…」 
   英語「ちょっと後で写真撮ろ」 
   ヒ「一回500円で」 
   英語「お金取るん!?」 
   ヒ「嘘ですw冗談ですwじゃあぜひうちの喫茶店に来て下さいねw」 
   英語「うん、じゃあ後で行くわw」 
   ヒ「ありがとうございますwではww」 
   
   後ろで「だから走るなー!」っていう先生の声を無視して廊下を小走りで通り抜けた。

953 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:45:25.34 ID:Z+vtjO3m0
   外に出たら全然知らん他の学校の女子に絡まれた。 
   
   他女子「あ、すいません。あの…写真撮ってもらっていいですか?」 
   ヒ「え…あ、はい。えっと…カメラは?」 
   他女子「あ、すいませんw私たちと一緒に撮ってほしいんですけどw」 
   ヒ「え、あwwすいませんww私なんかで良ければw」 
   
   それで撮り終わったら次に他クラスの女子とも写真撮ろうって言われて足止め食らった。 
   途中で「ごめん、急いでるから後で。喫茶店来てくれたら一緒に撮れる」って言って抜け出した。 

954 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:45:56.82 ID:Z+vtjO3m0
   待ち合わせ場所はすごい人が混雑しててサクに電話した。 
   でも繋がらへんかった。 
   探そうと思っても有志のライブが始まって余計混雑した。 
   イライラしながらここに書き込んで、一旦落ち着いてからサクをもう一回探した。 
   すると電話が鳴った。 
   
   ヒ「もしもし?」 
   サ「もしもしヒマ?ごめん、電話気づかんかった」 
   ヒ「大丈夫。今どこ?」 
   サ「今ちょうどカステラ売ってる場所の前」 
   ヒ「分かった。すぐ行く」 
   
   そのあとサクと中学のときの友達と無事合流できた。 
   中学の友達の天ちゃん(天然やから)とドナルド(ドナルドダックが好きやから)は久々に会ったけど二人とも美人になってた。 
   あかが抜けてたっていうんかな。 
   
   サ「おーっす。てかその服で来たん?ww」 
   ヒ「しゃーないやんwちょっと色々あってさ」 
   天「えー、かっこいい~」 
   ヒ「天ちゃん、ありがとう」 
   ド「ふっつーに男子高校生でいそうw」 
   ヒ「それ褒めてんの?w」 
   ド「褒めてるwヒマみたいなんがおったら絶対告ってるもんw」 
   ヒ「それは嬉しいw」 
   サ「へー。じゃあドナルドと付き合えばー?」 
   ヒ「え」 
   ド「どうする、ヒマ?付き合っちゃう?w」 
   天「え、二人とも付き合うん?」 
   ヒ「ないからwwはよ行こう」 
   
   サクはカステラ食べながら真顔やった。 
   あれはちょっと怒ってた。

955 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:47:53.84 ID:Z+vtjO3m0
   途中天ちゃんとドナルドがトイレ行くって言ったからわざと人が並んでるところに案内して私らは待った。 
   
   ヒ「なに怒ってんの」 
   サ「別にー」 
   ヒ「…そう」 
   
   サクが携帯いじってたから私も携帯を見た。 
   安価の>>812をした。 
   
   サクの隣に行って恋人繋ぎした。 
   
   サ「ちょ、天らが帰ってきたらどうすんの」 
   ヒ「…別にいいやん」 
   サ「良くないし」 
   ヒ「じゃあ嫌やったら離せば?」 
   サ「…ヒマ、ずるい」 
   ヒ「私の勝ちー」 
   
   で、天ちゃんらが帰ってきて私らが恋人繋ぎしてんのに驚いてた。 
   
   天「えー、二人とも手繋いでるー。いいなー」 
   ヒ「恋人ごっこ中」 
   ド「ヒマの今の姿なら違和感ないw」 
   天「私も後でヒマと手繋ぎたいー」

956 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 00:48:41.47 ID:Z+vtjO3m0
   サクの手が微かにぎゅっとなった。 
   
   ヒ「ごめん、ごめんwでも私は今サクの恋人やから」 
   ド「え」 
   天「え、二人ともそういう関係なん?」 
   ヒ「ちゃうってw恋人ごっこ中って言ったやんw」 
   ド「へーww」 
   天「じゃあ私とも恋人ごっこしてよー」 
   ヒ「天ちゃんは恋人っていうより娘って感じがする」 
   天「パパーww」 
   ヒ「天~w」 
   ド「じゃあ私何?w」 
   ヒ「…隣の家の主婦w」 
   サ「っぽいっぽいww」 
   ド「私の位置酷いっしょw」 
   ヒ「じゃあペット」 
   サ「でもドナルドは天のお姉ちゃんって感じがする」 
   天「お姉ちゃーん」 
   ド「あー…そんな気がしてきた」 
   ヒ「じゃあ家族ごっこか」 
   ド「てか私らいい年して何してんねんって感じやろw」 
   天「じゃあ私ヒマの娘やから手繋げるんちゃうの?」 
   サ「はよ行こー」 
   
   サクが手をぐいって引っ張ってそのまま回ることになった。 
   天ちゃんは頬を少しふくらませて拗ねてた。 
   でも途中でドナルドが「ヒマたちいつまで手繋いでんのw」って言ってきてサクが「忘れてたw」とか言って手を離した。 
   一日目はそんな感じで終了。 
   帰りは委員会があって一緒に帰られへんかったけど家に帰ってから一緒にご飯食べてゆっくりした。

957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 01:24:18.05 ID:/UCzEvaSO
  ヒマ大人気だなぁwww

  最近はサクとの関係がだいぶ安定してきたから見てて落ち着くわ

   >>957 
   そう? 
   まだ二人とも「付き合う」ってこと自体慣れてへんから不安定なとこもあるけど最近は前よりも安定したのは分かる。 
   少しずつドキドキが安心感とか落ち着きに変わってきて一緒におると居心地がいい。

958 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:30:37.11 ID:Z+vtjO3m0
   二日目はお昼からシフトに入ってたからサクは午後から来ることになった。 
   サクと二人っきりで回れるからウキウキしながら接客。 
   周りからも「機嫌良すぎて変w」って言われるほど露骨にウキウキしてた。 
   時間になって交代する子が来てシフトを交代した。 
   廊下に出たらサクがおった。 
   
   ヒ「あれ、サク?来てたんなら入ってくればいいのに」 
   サ「一人で入るん虚しいやんw」 
   ヒ「そっかw」 
   サ「ん」 
   
   サクが手を出してきた。 
   
   ヒ「ん?飴は今日貰ってへんけど」 
   サ「ちゃうw手、繋ぐ」 
   ヒ「…うん」 
   
   普通に手を繋いだ。 
   
   サ「ちゃーう」 
   ヒ「なに?」 
   サ「今日はごっこじゃなくて、ちゃんとした恋人として繋いで」 
   ヒ「…はいはいw」 
   
   ちゃんと恋人繋ぎして色々お店に行った。 
   焼きそば食べたりヨーヨーすくいしたりした。 
   途中で他クラスの子とか友達らに「ヒマさんの彼女?w」とかからかわれたけど
   この日は笑いながら「そうそうw彼女w」って言った。 
   サクはずっと上機嫌やった。

960 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:33:02.02 ID:Z+vtjO3m0
   そのあと友達の劇見ようと移動してると男ら3人に声かけられた。 
   
   男「君らここの学生?」 
   ヒ「え、私はそうですけど」 
   男「へー。なんで男の格好してんの?w」 
   ヒ「そういう模擬店してるんで」 
   男「まじでー?wwどこどこ?ww」 
   ヒ「あの、すいません。急いでるんで」 
   男「いいやんw案内してーやwいや、むしろ俺らと一緒に回らん?w」 
   男「ぜってー大人数で回ったほうが楽しいってw」 
   ヒ「いや、本当に急いでるんでw」 
   男「別にいいやん。つかさっきから急いでるとかどこに行くん?」 
   男「トイレ?ww」 
   男ら「ぎゃははは」 
   サ「うわ、うざ」 
   男「は?」 
   サ「いや。うざいなーと思いまして」 
   男「は?お前なんやねん」 
   ヒ「サク、いいから。はよ行こ」 
   
   うぜーと思ってサクの手を引っ張って強引に抜けようとした。 
   そしたら前を塞いできた。

961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2012/11/08(木) 01:34:33.08 ID:IuQS8fox0
  心の声oh...

   >>961 
   ほんまにひやひやした。

962 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:34:43.84 ID:Z+vtjO3m0
   男「は?無視?何?ノリ悪」 
   男「はっ。ここの学生最悪やな」 
   ヒ「(無言)」 
   男「何やねんきもいわー」 
   ヒ「(無言)」 
   
   真顔で男らのこと見た。 
   そしたら男らが上から目線で睨んできた。 
   そこで携帯を取り出して電話かけるふりした。 
   
   ヒ「あ、もしもし○○?先生呼んでもらえる?」 
   男「おい」 
   ヒ「あ、うん。ちょうど体育館の近く。ちょっと絡まれて…うん、分かった。ありがとう。じゃあそこにおるから」 
   男「おいコラ。何電話してんねん」 
   ヒ「あ、先生呼んだんで。この文化祭に来て文句があるなら先生に直接言ってもらえますか?」 
   男「お前な」 
   ヒ「(無言)」 
   男「…クソが」 
   
   男らは舌打ちしてどっか行った。 
   もちろん、電話なんかしたふりやから先生らは来ーへんかった。 
   てか私の学校基本的に携帯禁止やから見つかったら厄介やし。

964 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:36:59.48 ID:Z+vtjO3m0
   サ「なんなんあいつら」 
   ヒ「あのさー、サク」 
   サ「なに?」 
   ヒ「さっきの言葉は不適切」 
   サ「は?」 
   ヒ「うざとか言ったやろ」 
   サ「事実やん」 
   ヒ「思っててもさっきの奴らみたいな男の前で言ったらあかんやろー」 
   サ「なんで?」 
   ヒ「こっちは女、向こうは男。文化祭のあの場所で何かしてくるとは思わんけど、もし何かあったらあかんやん」 
   サ「…だって、むかつくやん」 
   ヒ「…むかつくけどさ。もうやめてや、さっきみたいなこと」 
   サ「…」 
   ヒ「私が必ずしもサクを守れるわけちゃうし、サクに何かあったら嫌やから」 
   サ「…ごめん」 
   ヒ「…うん。じゃあ劇見る前にポテト半分こしよか」 
   サ「…うん」 
   
   サクは最初拗ねてたけど嬉しそうに笑ってくれた。

965 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:38:56.28 ID:Z+vtjO3m0
   それからずっと恋人繋ぎしたまま模擬店を回ってた後私のとこの模擬店に行くと見かけたことある後ろ姿があった。 
   
   ヒ「撫子ちゃん!?」 
   撫「あ、ヒマ~!待ってたよー」 
   ヒ「え、来てくれたん?」 
   撫「うんwヒマの男装姿見たかったからねー。来ちゃったwお?おおーw」 
   
   私とサクが手を繋いでるのを見てにやにやしてた。 
   
   撫「話には聞いてたけど、実際見ると…ふーんw」 
   
   サクが慌てて手を離した。 
   私は苦笑した。 
   
   サ「撫子ちゃん…w」 
   撫「あーあ、離さなくてもいいのにwうん、でも二人共お似合いだよ!
     ぜひ今度は普通のヒマのときの状態で見てみたいもんだねw」 
   ヒ「もうwwそれより、お店入るん?」 
   撫「あ、うん。ヒマを覗きに来ていなかったから迷ってたんだけど…二人も入るの?」 
   サ「うん」 
   撫「ご一緒してもいいかな?」 
   サ「もちろん!」 
   
   サク撫子ちゃんに嬉しそうに抱きついてた。 
   くそっ。

966 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:40:23.08 ID:Z+vtjO3m0
   そのあと撫子ちゃんとも一緒に文化祭回った。 
   撫子ちゃんヨーヨーすくいと輪投げめっちゃ上手かった。 
   サクは下手すぎて生徒とかにぶつけてたけどw 
   
   片付けとか終わって皆で着替えてから打ち上げに行く約束をしてから校門を出たら撫子ちゃんとサクがおった。 
   サクは私の顔を見ずに目を細めて近づいてきた。 
   
   ヒ「まだおったん?」 
   サ「なにそれ。おったらあかんかったん?」 
   ヒ「え、いや…わざわざ待っててくれたんかなーって。ありがとう」 
   サ「…別に、お礼言われることとかしてへんしー」 
   撫「サクがヒマのこと待ちたいけど一人じゃ恥ずかしいからって」 
   サ「あー!あー!撫子ちゃんいらんこと言わんでいいから!!w」 
   撫「えー、なんでよーw」 
   サ「撫子ちゃんのあほー!w」 
   撫「あー、サクそんな悪い言葉遣いしちゃだめでしょー。メッ」 
   サ「もぉーw」 
   
   その様子を見ながら私はにやにやしてた。 
   終わってから二時間くらいずっと待っててくれたんだと思うと嬉しかった。

967 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:41:15.93 ID:Z+vtjO3m0
   サ「ヒマは打ち上げこの後するん?」 
   ヒ「あ、うん。なんか先生らが奢ってくれるらしい。あ、しかも聞いてw売り上げ学年二位w」 
   サ「まじで!?おめでとー!一位は?」 
   ヒ「一位はたこ焼きやったわ…くそっ…あそこの○○さん(クラス会長)にめっちゃおちょくられてたのに…」 
   サ「残念やったなーww」 
   撫「あ、でも私の中ではヒマのところが一位だよ!」 
   ヒ「撫子ちゃん…もう大好き」 
   撫「あららーw」 
   ヒ「?」 
   サ「帰る」 
   
   サクが私のお腹を軽く一発殴ってから帰って行った。 
   撫子ちゃんは苦笑しながら「また連絡するね」って言ってサクのあとを追いかけて行った。 
   私も帰りは一緒やったから二人のあとを追いかけて行った。 
   地元の駅に着いてから二人と別れて私は家に帰って着替えてから打ち上げに行った。

968 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:41:59.41 ID:Z+vtjO3m0
   打ち上げでは先生らが焼肉を奢ってくれて隣のクラスと合同の打ち上げやった。 
   
   担任「それじゃあ、学年二位の売り上げおめでとー!かんぱーい!」 
   全員「かんぱーーい!」 
   
   皆笑いながら乾杯して焼肉食べてた。 
   私も友達らとわいわい騒ぎながら食べた。 
   食べ放題の時間制限である二時間が経つのはすごく早かった。 
   そしたら担任が「うぇぇぇえええいwww」とか言いながら後ろから抱きついてきて絡んできやがった。 
   
   担任「ちょっとーwwクラス会長どうします?ww二次会やっちゃいますぅ?ww」 
   ヒ「先生お酒飲みました?w」 
   担任「シラフで~すww」 
   男子「そんなんやから彼氏いねーんだよww」 
   担任「うっるさい!wwだから私にはちゃんと彼氏いるって言ってんでしょーが!w」 
   男子「脳内彼氏か…」 
   女子「可哀想…」 
   全員「あーあ…」 
   担任「シラフでもテンション上がってたのに下げんなwwで、どうするん?二次会すんの?」 
   ヒ「じゃあ時間大丈夫な人だけで集まってカラオケとかどうですか?それはちゃんと自腹で」 
   担任「お、いいねー」 
   全員「さんせー」

969 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:42:24.77 ID:Z+vtjO3m0
   私は帰ってサクとイチャイチャしようと思ったらその担任に掴まって連行された。 
   カラオケでは一般人を装うためにJ-POP歌ってたけど皆もアニソン分かることが判明してからはアニソン大会になった。 
   担任がめっちゃ上手すぎて「カラオケ上手すぎると彼氏できねーぞ!ww」とか男子に茶化されてた。 
   
   途中でふとサクのことを考えた。 
   今何してるんやろー?みたいな。 
   すると友達が「ヒマの携帯鳴ってへん?」って言って携帯が鳴ってることに気づいて席を外れた。 
   サクからやった。 
   
   vヒ「もしもし」 
   サ「あ、もしもし。まだ打ち上げ中?」 
   ヒ「うん」 
   サ「ふーん。そ」 
   ヒ「うん。…ん?」 
   サ「なに?」 
   ヒ「いや、こっちが何?w」 
   サ「えー、いやー…別に何もないけどw」 
   ヒ「そうなん?」 
   サ「うん」 
   ヒ「そっか」

970 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:45:23.58 ID:Z+vtjO3m0
   クラスの男子が部屋から出てきた。 
   
   男子「うぉぉおお!おいヒマぁぁぁ!お前AKB歌えよ!ww」 
   男子「踊り付きでー!ww」 
   ヒ「黙れww」 
   男子「あら、ヒマちゃん電話中?wもしかして、彼氏ー!?」 
   男子「きゃーwww」 
   ヒ「引っ込めww」 
   男子「失礼致しましたwごゆっくりーww」 
   
   笑いながら電話に戻った。

971 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:46:02.31 ID:Z+vtjO3m0
   ヒ「ごめん、ごめんwで、えーっと」 
   サ「あ、うん。いや、ほんま用事ないねんwだから打ち上げ楽しんで」 
   ヒ「サク?」 
   サ「じゃあ…うんw」 
   ヒ「…あかん」 
   サ「?」 
   ヒ「切ったら怒る」 
   サ「は?」 
   ヒ「んー。うん、ちょっと話そう」 
   サ「…なんで?w打ち上げ戻りーやw」 
   ヒ「なんでよw」 
   サ「打ち上げやんか」 
   ヒ「嫌や」 
   サ「戻れって」 
   ヒ「嫌」 
   サ「戻れって言ってるやん」 
   ヒ「無理」 
   サ「じゃあ切る」 
   ヒ「は?そんなんしたらしばく」 
   サ「もういい。切る」 
   ヒ「サク」 
   サ「なによ」 
   ヒ「だいすき」 
   サ「…あ、あのなっ…」 
   
   サクが電話の向こうでむせてた。

972 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:46:48.06 ID:Z+vtjO3m0
   ヒ「あははw」 
   サ「あほwほんまにあたしのこといいから。打ち上げ楽しんできーや」 
   ヒ「ん。打ち上げはちゃんと楽しむよ。でも今はサクと話したい」 
   サ「…そんなんいいから…」 
   ヒ「良くない。私がサクと話したいねん。実はサクのこと考えてたときにちょうど電話来て嬉しかったし…w」 
   サ「…ばーか」 
   ヒ「重々承知しておりますw」 
   サ「wwん、ならしゃーないから話したる」 
   ヒ「ありがとうございますw」 
   
   それでサクと話してた。 
   途中で友達に呼ばれたから数分しか話されへんかったけど、すごい嬉しかった。 
   少しの時間でも幸せを感じた。

973 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:47:20.91 ID:Z+vtjO3m0
   帰るときにサクにメールしてから帰ると最寄駅でサクが待ってた。 
   
   サ「お帰り」 
   ヒ「お、ただいま」 
   サ「ヒマなんかの為に待っててやったあたしにそれだけ?」 
   
   サクがにやっと笑ってた。 
   
   ヒ「お嬢さん、外なんですけどw」 
   サ「この前そんなん関係ないとか言ってたん誰やっけー」 
   ヒ「はははー」 
   サ「ま、冗談やけどw」 
   
   その言葉を言ったとき、サクは苦笑してた。 
   私は周りの様子をうかがった。 
   ちらほら人がおる。 
   まだ私らのことは多分見られてないはず。

975 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 01:56:32.12 ID:Z+vtjO3m0
   私はちょうどライダースとか着てたし、はたから見たらちょうどいいかなって思った。 
   フードをかぶってマスクを少しずらしてサクにキスした。 
   すると後ろで女の人らの声が密かに聞こえた。 
   
   女「え、キスしてるー(小声)」 
   女「まじじゃん。大胆w(小声)」 
   女「ああいうカップルいいなー」 
   
   キスしてからすぐにマスクしてサクの手を握ってその場を小走りで去った。 
   少し離れたとこからゆっくり歩いた。 
   
   ヒ「急にごめん。しかも見られたし」 
   サ「…ううん。嬉しかった」 
   
   サクは妙に素直で手を握り返してくれた。 
   ぱっとサクの顔を振り返って目が合うとサクは微笑んでた。 
   笑ってるんじゃなくて、微笑んでた。 
   
   ヒ「サク」 
   サ「ん?」 
   ヒ「だいすき」 
   サ「…あたしも、だいすき」 
   ヒ「ん。幸せ」 
   サ「あたしも…幸せ」 
   
   二人で照れ笑いしながら夜道を帰った。 
   昨日サクに「最近素直やな」って言ったら
   「撫子ちゃんに色々と相談乗ってもらってたときにそういうアドバイス貰った」って言ってた。 
   やっぱり撫子ちゃんに言って良かった。 
   報告は以上です。

974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2012/11/08(木) 01:55:03.64 ID:IuQS8fox0
  おにぎり姉さんなめたらアカンぞ・・・

   >>974 
   そうそう、その話をしようと思った。 
   おにぎり姉さんと改めて会いましたよ。 
   また一人で公園でおにぎり食べてた。

978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:00:52.14 ID:2txGPZt20
  マジかよwwwww
  おにぎり姉さんはその公園の妖精じゃね?www

   >>978 
   おにぎり姉さんは多分あそこの公園の守護神だわ。 

980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 02:04:23.96 ID:/HrTWWZI0
  おにぎり姉さん!!!!!( ゚д゚ )!!

   >>980 
   おにぎり姉さんやっぱり美人やった。 

981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:05:24.50 ID:aFoMJk1Wo
  おおおい姉さん!

   >>981 
   おにぎり姉さん可愛い。

977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:00:25.75 ID:ngIGPWGno
  報告おつ!

  えええーー!!おにぎり姉さんとあったのーーん!!

   >>977 
   ありがとう。 
   実は昨日会ってきた。 
   昨日学校がお昼で終わったから何となく時間帯があの時と一緒やったからあの公園に行った。 
   偶然にも前と同じ場所におにぎり姉さんが一人でおにぎり食べてた。 
   目が合った瞬間変な動きしてからオドオドして「ひ、ひひヒマですか?」って聞いてきて再会した。 
   ちゃんとじゃがりこあげたよ。 

986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 02:08:07.48 ID:kHYJ3GcUo
  変な動きwwww
  どんな動きよwwkwsk

   >>986 
   目が合う。 
   ①すくっと立ち上がる。 
   ②だが座る。 
   ①~②を二回くらい繰り返す。 
   ③左右に揺れる。まるでディフェンスしているような動き。 
   ④前後に揺れる。まるで不審者。 
   ③~④を一回繰り返しておにぎり食べながら近づいてきた。

987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都) [sage]:2012/11/08(木) 02:08:22.94 ID:IuQS8fox0
  なに話したん?

   >>987 
   ヒ「この前はありがとうございました」 
   お「いえいえw良かったですね」 
   ヒ「いえいえ。これお詫びのじゃがりこです」 
   お「本当に持ってきてくれたんだwえっと…じゃあこれどうぞ」 
   
   こんぶのおにぎり貰った。 
   
   ヒ「すいません、私こんぶおにぎりあんまり好きじゃなくて…」 
   お「え、ちょ。どういうこったいww」 
   ヒ「あ、じゃあサクにあげます」 
   お「あ、はいw……………」 
   ヒ「…………ここ、噴水綺麗に見えますね」 
   お「あ、はい。そうですね。……………」 
   ヒ「………………おにぎり姉さん(ボソッ)」 
   お「ちょ、も、やーめーてーよー!!!ww」 
   
   みたいな話した。

993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:15:33.92 ID:aFoMJk1Wo
  おにぎり姉さん、美味しすぎるwwww

994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) [sage]:2012/11/08(木) 02:16:51.49 ID:kHYJ3GcUo
  おにぎり姉さん、可愛ええwwww

989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:12:02.33 ID:ngIGPWGno
  おにぎり食べながらw
  そこは口から遠ざけろよ姉さんw

   >>989 
   ずっともぐもぐしながら話してたからな。 

991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:12:47.22 ID:RQa/yvlOo
  ちょっと盛ってるでしょ?ww

  次スレどうするの?

   >>991 
   いや、どこも盛ってない。 
   おにぎり姉さんにメールして呼んでみようか? 
   ほんまにこの動きしてたから。

997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:18:22.65 ID:2txGPZt20
  ちょメールってどういうことなのwwww

999 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/08(木) 02:24:16.35 ID:Z+vtjO3m0
   http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1352309002/ 
   
   建てた。 
   皆なんか混乱してるからおにぎり姉さんとのことは次スレで少し話させて頂こう。

1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/08(木) 02:24:48.78 ID:ngIGPWGno
  スレ立て乙!
  1000ならおにぎり姉さんのおにぎりがこぶし大に!









最終更新:2013年04月30日 21:56