女だけど幼馴染女に恋をして彼女になった 第3章:親友たちにカミングアウト


174 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 20:52:51.36 ID:I02hyp2/0
   こんばんは。 
   皆さんに素晴らしい報告をしてあげましょう。 
   
   一つ目、サクと少し進展した。 
   二つ目、撫子ちゃんとおにぎり姉さんが会って意気投合。 
   三つ目、文化祭のときに話したドナルドと天ちゃんにサクと付き合ってることを告白して受け入れてもらえた。 
   
   嬉しいこと楽しいこと続きでバタバタしてた。

175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/17(土) 20:57:02.67 ID:nHNu7c8ho
  (0゜・∀・)

   >>175 
   私には顔文字の横に「wktk」って文字が見える。

178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/17(土) 20:58:32.07 ID:gywBy/qIO
  ヒマばんはー
  いいかんじだのう
  それぞれkwskききたいのだが

   >>178 
   こんばんは。 
   いい感じで進展していってる。 
   ざっとでいいならそれぞれの話を書いていく。

180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/17(土) 21:04:26.25 ID:st6kb4RCo
  ヒマキタ――(゚∀゚)――!!
  報告wktk

181 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 21:07:03.67 ID:I02hyp2/0
   時系列で話していく。 
   
   火曜日にサクと放課後にサイゼに行った。 
   それぞれピザとパスタを頼んで半分こした。 
   食べてる途中でドナルドと天ちゃんとばったり会った。 
   
   天「あ、サクたちや~」 
   ド「え。あ、ほんまや!ぐうぜーん!」 
   サ「おおー、二人とも(パスタ頬張ってた)」 
   ヒ「サク、行儀悪い」 
   サ「んー」 
   ド「ヒマたちはほんまに仲良いなw」 
   天「なー。あ、良かったら一緒に食べへん?」 
   ヒ「お、いいよー」 
   
   そして天ちゃんらと一緒に食べて話してた。 
   話題はやっぱり恋愛の話になっていった。 
   
   ド「二人はさ、恋愛どうなん?まー、サクは明らか彼氏いると思うけどさ」 
   サ「なんでよw」 
   ド「えーwだってー、ねえ?w」 
   天「?」 
   ド「いや、天…ほら」 
   天「え、サク彼氏おるん?」 
   サ「www」 
   ヒ「可愛いw」 
   ド「気づけよw明らか服装も変わって雰囲気も変わってきてるやんw絶対彼氏の影響やんw」 
   サ「彼氏、ねーww」 
   
   サクがちらっとこっちを見てから笑った。 
   なんで笑う。

182 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 21:13:16.57 ID:I02hyp2/0
   ド「ヒマだってサクの彼氏のこと知ってるんやろー?w」 
   ヒ「え」 
   天「会ったことあるん?」 
   
   会ったことあるも何も私なんですが。 
   
   ヒ「いや、え…うーんw」 
   ド「どうなん?」 
   天「うんうん、どうなん?」 
   ヒ「いや…まあ…なんていうか…」 
   
   サクは口元を手で押さえて必死に笑いを堪えてた。 
   それにむかついた。 
   
   ヒ「私もサクからあんまり詳しくは聞いてへんからさ。サクに聞いたら?」 
   サ「え、ちょ」 
   天「そうやんなー。サクどうなん?」 
   ド「ほら、白状しろ」 
   サ「いやー…えー……」 
   
   サクは恥ずかしそうに慌ててから私を睨んでため息をついた。 
   
   サ「…優しい」 
   ド「うん」 
   サ「…かっこいい」 
   ド「うんうん、それで?」 
   サ「…自分のことを犠牲にしてでもあたしのことを守ってくれるっていうか…あほみたいに優しい人」 
   ド「へー。めっちゃ良い人やん」 
   天「ええなー、そんな人と付き合えてー」 
   ド「顔は?」 
   サ「えw」 
   ド「どんな感じ?」 
   サ「え…うーん…」 
   
   ちらっとこっちを見てきた。 
   
   サ「無邪気な少年?」 
   ド「え、年下?」 
   サ「ちゃうw同いやけどw」 
   天「へー」 
   
   天ちゃんはにこにこしながら頷いてた。 
   ドナルドはその後もサクに質問しまくってて私は笑いと恥ずかしさを堪えながらそれを見てた。

183 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 21:18:36.09 ID:I02hyp2/0
   多分それから30分くらいずっとサクの「彼氏」について話してた。 
   徐々にサクが助けを求めるような目で見てきたから助けることにした。 
   
   ド「え、それでさ」 
   ヒ「ドナルド、ストップw」 
   ド「なによ」 
   ヒ「質問しすぎwあと、二人に話したいことがある」 
   ド天「?」 
   
   私はサクの手を握ってその手を二人に見せた。 
   
   ヒ「こういうことです」 
   ド「…は?なにが?」 
   天「?」 
   サ「え、ヒマっ」 
   ヒ「つまり、これがこうなってるんです」 
   
   恋人繋ぎした。 
   二人ともぽかーんとしてた。 
   そしたら天ちゃんがにっこり笑いながら「おめでとー!」って拍手した。 
   
   ド「ちょ。天!?」 
   天「なにー?」 
   ド「は?どういうこと?」 
   ヒ「私ら付き合ってんねん」 
   ド「は?」 
   ヒ「気持ち悪い?」 
   ド「いや…なんていうか…驚いて…えー…」 
   
   ドナルドはずっと「え」って言って驚いてた。 
   その横で天ちゃんがドナルドの肩を叩いて「驚きすぎーw」って笑ってた。 
   サクは不安そうに二人のことを見てた。

184 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 21:33:21.32 ID:I02hyp2/0
   ド「うん、そっか。おめでとうww」 
   サ「え?」 
   天「おめでとー!」 
   サ「え…」 
   
   サクは信じられへんような光景を見ているような目をしてた。 
   
   ド「まービックリしたけど、二人やったらなんか納得するわw」 
   天「うん、お似合い!」 
   ド「応援してるし力になるから、頑張ってな」 
   
   サクは泣きそうになりながら「ありがとう」って言って俯いてた。 
   私は嬉しくて少し笑いながらサクの頭を撫でた。 
   そのあと喋ってるとラインがきた。 
   ドナルドからやった。 
   
   ド「少し話したい。私は今からトイレ行くフリするから電話しない?」 
   ヒ「分かった。私もちゃんと説明しておきたいし」 
   
   それからドナルドは「あ、ごめん。トイレ」って言って席を離れた。 
   私は少ししてから携帯の音をわざと二人に聞こえるようにして「あ、ごめん。ちょっと電話きたから出てくる」って言って席を離れた。 
   外に出て電話に出た。 
   
   ド「もしもし。大丈夫やった?」 
   ヒ「うん」 
   ド「あのな…何から話していいんか…」 
   ヒ「大丈夫。ドナルドの聞きたいことは多分、分かってる」 
   ド「…そっか。えっと…さっきのは…がちなん?」 
   
   ドナルドは少し声をひそめながら聞いてきた。 
   
   ヒ「うん。遊びでも気の迷いでもなんでもない。真剣に付き合ってる」 
   ド「いつから?」 
   ヒ「あともうすぐで二ヶ月かな」 
   ド「…ごめん、ちょっと驚いてる」 
   ヒ「うん。急に言ってごめん」 
   ド「いや、ほんま急すぎやわ。あー…」 
   ヒ「…引いた、よな…」 
   ド「引きはせんけど…何ていうんかな…こういうことってあるんやなーって感じ。
     ゲイとかそういうのはテレビでもよく出てるけどさ。レズ…っていうんかな…。あ、ごめん!」 
   ヒ「ううん、大丈夫」 
   ド「…まあ、同性愛っていうのには初めて遭遇したというか…あー、ごめん。ほんまにビックリしてて日本語がおかしい」 
   ヒ「いいよ、大丈夫やからwドナルドの思ってることはっきり伝えて」 
   ド「まあ…なんやろ…正直そういうのって気持ち悪いとか思ってた。だからヒマたちが付き合ってることも全然信じられへん。
     でもさー…おかしいことに二人が おるのを見るのはしっくり来るんよねw
     こいつら付き合ってるんかーって思いながら見てても別に気持ち悪いとか思わんかった。
     むしろお母さん的な感じで微笑ましい?w」 
   ヒ「なにそれw」 
   ド「うん、私もよく分からんwんー、ま。真剣に付き合ってるんなら良いと思う。ただそういうのってきつくない?周りの目とか」 
   ヒ「私はある程度覚悟してるし大丈夫。私が二人に打ち明けようと思ったのはサクのため」 
   ド「そうなん?てか、サクは良かったん?」 
   ヒ「何が?」 
   ド「いや…サクは私らに打ち明けることを知らんみたいやったからさ」 
   ヒ「話してはいたけど、いつ打ち明けるとかは決めてへんかった。
     でもそんなん機会をうかがったところで結果は変わらんやろうなーって」 
   ド「さっぱりしてますねーw」 
   ヒ「ドナルドと天ちゃんやから」 
   ド「ん?」 
   ヒ「サクの親友の、ドナルドと天ちゃんやから打ち明けようと思えた」 
   ド「…言ってくれますやんw」 

185 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/11/17(土) 21:45:16.54 ID:I02hyp2/0
   ヒ「いえいえw一応さ、もう一人の幼馴染にも打ち明けてんねんけど。
     でもサクにより近い人にも事情を知っといてもらえたらサクも楽になるかなーって思って」 
   ド「ふーん。それで私らかw」 
   ヒ「うん。サクはほんまに二人のこと大切な友達やと思ってるし、特別な存在やと思ってる」 
   ド「サクがそんなこと言ってたん?」 
   ヒ「ううん。話してて分かるよwそれはもう妬けるくらいに食事中でも遊んでるときでも二人の話をしてるからw」 
   ド「ほーう、それは嬉しいなw」 
   ヒ「うんwだから、私は四六時中ずっとサクの隣におれるわけちゃうし、サクだって私には相談出来ひんこともあると思う。
     そのときはサクの味方になってくれてあげへんかな?」 
   ド「…一応聞かせてな。それは、なんで?ヒマが頼むことじゃないと思うけど」 
   ヒ「確かに、私のただのお節介かもしれへん。でも私はサクと付き合ってて、サクの恋人やから。
     好きな人にお節介をやきたくなる気持ちは分かってw私はサクがほんまに大事やから」 
   ド「…うん、ありがとう。なんかすごいスッキリしたwしゃーないから全力で応援するわwその変わり一つだけ約束して」 
   ヒ「うん」 
   ド「私らはサクとも親友やけど、ヒマとも親友やと思ってる。だから私らはサクだけの味方じゃない、どっちもの味方や。
     だからヒマも辛いときとかは相談して。それが約束」 
   ヒ「…あー、ほんまに良い友達持ったわw」 
   ド「ほんまやわーw私ほど良い友達おらんのちゃう?w」 
   ヒ「実はスレと○○(友達)には付き合う前から相談してたけどね」 
   ド「電話切った後しばく」 
   ヒ「ごめんww」 
   ド「とりあえず私絶対うんこしてるとか勘違いされてそうやから戻るわwヒマは3分くらいしてから戻ってきて」 
   ヒ「ん、分かった」 
   ド「あ、最後に思ったこと言わせて」 
   ヒ「なに?」 
   ド「サクも意外とそっち系に抵抗あんのかと思ったら何や。ヒマにベタ惚れやんww」 
   ヒ「ちょ」 
   
   電話切れた。 
   それで数分してから戻ったらサクに「遅いー」って言って怒られてドナルドにグーパンチで腕を殴られた。 
   不憫すぎる。 
   天ちゃんがすんなり受け入れてくれた理由を聞いたら「二人が幸せやと私も幸せやもーん」って笑いながら言ってた。 
   このときの報告は以上です。

186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/17(土) 21:49:35.87 ID:gywBy/qIO
  いい友達もったなww

   >>186 
   ほんとだわ。

187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(九州) [sage]:2012/11/17(土) 21:55:46.88 ID:ymCYkjwAO
  天ちゃん優しいかわいいw
  天ちゃんは天使の略ですか?

   >>187 
   天ちゃんは天然の略やけどそれでも間違いではないです。 

188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/11/17(土) 22:02:45.87 ID:QsD3WKp+0
  ヒマと初遭遇!
  めっちゃ嬉しいw
  「彼氏」の話するサクめっちゃええなぁwww

   >>188 
   聞いてる私は当事者として恥ずかしかった。 
   彼氏ではないけど。









最終更新:2013年04月30日 22:05