女だけど幼馴染女に恋をして彼女になった 第7章:サク母の結婚


353 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 19:41:25.08 ID:OaRgVkJL0
   こんばんは。 
   ある報告に来ました。

354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 19:45:48.97 ID:T6J86MlIo
  こんばんはー
  報告まってる!

   >>354 
   ありがとう。 
   
   実はサクのお母さんが言ってた彼氏さんと結婚するらしい。 
   それでサクは引越しするんやって。 
   引越しって言っても電車とバスで一時間半くらいのところやけど。 
   それでサクから直接「ヒマと…したい」っていう言葉を貰った。 
   でもそのときはそういう雰囲気じゃなかったからタイミングを見失ってる。 
   それよりサクが落ち込んでる。 
   だからそういう雰囲気にはならない。

359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 19:55:22.53 ID:f5x4ahGxo
  サクだけでも引っ越し回避できないの?

   >>359 
   無理だと思う。 
   私もサクがそんなこと言い出したら怒る。 
   せっかくの家族なんやから離れたらあかん。 
   それにそんな離れてへんからすぐに会いに行けるねんけど、サクが不安なのは今まで傍におったのが急に遠くなるからやねんて。

358 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 19:52:12.63 ID:OaRgVkJL0
   とりあえずそのときの報告をする。

360 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 19:56:26.41 ID:OaRgVkJL0
   一昨日の学校帰りにサクの元気がなかった。 
   だから「どうしたん?」って聞いた。 
   
   サ「あー…うん」 
   ヒ「なに?」 
   サ「あたしらって離れたらどうなるんかなーって」 
   ヒ「は?どういう意味?」 
   サ「…ヒマ。今から焼肉食べに行こう」 
   ヒ「え、今から?」 
   サ「うん」 
   
   この時のサクの顔が何とも言えない表情やった。 
   だから黙ったまま頷いた。 
   そしたらサクが珍しく「ありがと」ってお礼なんか言ってきた。 
   私はここでサクが今何かで悩んでるってことに気づいた。 
   そのまま学校帰りに二人で焼肉を食べに行った。

362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 20:05:24.38 ID:3q2iog3Uo
  サクって彼氏さんとうまくやれてたっけ?

   >>362 
   サクに彼氏さんはおらんよ。 
   彼女さんならおるけど。

363 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 20:14:02.35 ID:OaRgVkJL0
   最初はいつも通り学校の話とか友達の話をしながら焼肉を食べてた。 
   でも途中でサクが「ヒマ、話がある」って言ってお箸を止めた。 
   
   ヒ「なんか悩み事?」 
   サ「…なんで分かるんよ」 
   ヒ「まあな。何年サクのこと見てきたと思ってるんよ」 
   サ「うん…あー。なんかお母さんが○○さん(サクのお母さんの彼氏)と結婚するらしいわ」 
   ヒ「え?いつ!?」 
   サ「まだ決まってないって。ただそういう話を進めてるんやって」 
   ヒ「そう、なんや…」 
   サ「でもまだ先の話みたい。お父さん側の親戚がやいやい言ってきて反対してるらしいから」 
   ヒ「なんで?」 
   サ「知らん。でもお母さん泣いてた。めっちゃ悩んでた」 
   ヒ「そう」 
   
   私のお母さんに聞いたら「○○君(サクのお父さん)が亡くなってから親戚の方たちが理由は分からんけど
   ○○ちゃん(サクのお母さん)に怒りの矛先向けてるみたいやからね。
   なんで○○(サクのお父さん)は死んだのに、お前はそうやって新しい奴と結婚するんやー!って。
   親戚の人らも悪いけど、仕方のないことなんかもしれんね。
   子供は悲しかったら泣けばいいけど、大人はどうすればいいのか分からんのよ。だから間違った方向に進んでしまうんやろうね」って言ってた。 
   
   お父さんはその話聞いて「俺とママは絶対○○さん(サクのお母さん)のことを支えるから、お前(私)はサクちゃんのこと絶対守れよ」って言ってた。

365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県) [sage]:2012/12/09(日) 20:20:48.22 ID:w5P4iQGTo
  彼氏さんって多分サクのお母さんの彼氏さんのこと?かな?

   >>365 
   私なんて恥ずかしい間違えしてんだ。 
   彼氏さんとは上手くやってる。 
   三人でご飯食べに行ったりユニバ行ったりしてた。

368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 20:32:15.25 ID:ScHDy08ko
  ヒマ天然可愛い

  それにしても遠距離カップル多いね。そこまで離れてないみたいだけど

   >>368 
   うるさいお黙りなさい。 
   私ら遠距離じゃないw 
   多分今までの距離が近すぎただけで普通の距離やと思うよ。 
   同じ地域ではあるから。

366 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 20:25:46.38 ID:OaRgVkJL0
   ヒ「式とか上げるん?」 
   サ「ううん。籍だけ入れるとか何とか言ってた」 
   ヒ「ちゃんと話聞いとけよw」 
   サ「なーんか結婚って面倒そうやなーって話聞いてて思った」 
   ヒ「…サク苗字変わるんか」 
   サ「…うん」 
   ヒ「何になるんやっけ?」 
   サ「○○」 
   ヒ「○○さん」 
   サ「うっわー。全然慣れへんw」 
   
   二人で名前呼び合って笑ってた。 
   
   ヒ「それで、何に悩んでんの?」 
   サ「あー…うん。なんか○○さんのとこに引っ越すから、○○市に行くことなった」 
   ヒ「え、学校は?」 
   サ「一時間くらいかかるようになるけど変わらんよ」 
   ヒ「そっか。じゃあ離れるんやな」 
   サ「それ」 
   ヒ「ん?」 
   サ「それで悩んでる」 
   
   サクが暗い顔になった。

369 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 20:33:17.52 ID:OaRgVkJL0
   ヒ「それで悩んでるってなに?」 
   サ「今まで一緒におったやん。でも離れるやん。それが不安」 
   ヒ「何が不安なん?」 
   サ「なんか…よう分からんけど不安になんの」 
   ヒ「ふーん。よう分からん」 
   サ「バカ」 
   ヒ「うーん…。どんだけ私のこと好きなん?」 
   サ「ちょ、あほ!」 
   ヒ「あっはっはw」 
   
   サクも何だかんだ最後には上機嫌な顔してた。

371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(九州) [sage]:2012/12/09(日) 20:37:49.39 ID:eMAJQijAO
  サクと付き合ってること親に言ったんだっけ?

   >>371 
   言ってへんよ。 
   シゲアキとお姉ちゃんには言った。 
   二人とも応援してくれてる。

374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします。 [sage]:2012/12/09(日) 21:00:13.61 ID:hzzW24N5o
  不謹慎で、あり得ないかもしれないって事はわかってるけど…
  サクが彼氏さんから乱暴されませんように(祈)。

   >>374 
   それは嫌やなー。 
   私も祈っておこう。

372 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 20:50:50.10 ID:OaRgVkJL0
   それで昨日。 
   私がバイト終わって布団で転がってるとサクが部屋に来た。 
   そのまま無言で私の上にダイブしてきた。 
   
   サ「とぅっ!!」 
   ヒ「うわちょ。げぇっ!」 
   サ「あはははは!」 
   ヒ「お前…あほ」 
   
   サクを隣に座らせた。 
   
   ヒ「それで、どうしたん?」 
   サ「何でもない」 
   
   そう言いながら抱きついてきた。 
   一応よしよししといた。 
   
   ヒ「いや、明らかおかしいやん」 
   サ「だから何でもないって」 
   
   すりすりしてきた。 
   
   ヒ「サク」 
   サ「なに?」 
   
   キスした。 
   
   サ「…あほ」 
   ヒ「あほで結構です。で?」 
   サ「…今のうちに甘えておこうと思って」 
   ヒ「そんな今すぐ離れるわけちゃうやん。それにそんなに離れてへんし」 
   サ「あたしは不安やの!ほんまヒマって女子の気持ち分からんよな」 
   ヒ「私も女子なんですけど」 
   サ「中身おっさんやろ」 
   ヒ「…」 
   サ「ほら、否定せーへん」 

375 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 21:05:43.43 ID:OaRgVkJL0
   ヒ「具体的にどう不安か言ってもらわな分からん」 
   サ「んー、何ていうんかなー。…」 
   
   サクはしばらく考えてから私から顔を背けた。 
   
   ヒ「なに?」 
   サ「気持ち悪いこと言っていい?」 
   ヒ「えー」 
   サ「そこはうんって言えよww」 
   ヒ「うん」 
   
   サクが私に後ろ向かせて背中に頭をとんって置いてきた。 
   
   サ「ヒマが他の人のほうにいかんか心配」 
   ヒ「なにそれww」 
   サ「笑い事ちゃうよ…ヒマなんか知らんけど女子に人気あるし」 
   ヒ「サクも変わったなー」 
   サ「そういう意味?」 
   ヒ「そこさ、普通男子じゃないん?」 
   サ「あ」 
   ヒ「wwwだいじょーぶ!サクはほんまに私にとって特別やねんから」 
   サ「…ほんまに?」 
   
   振り向いたらサクの目がうるうるしてた。 
   可愛すぎた。

377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 21:07:39.18 ID:7dxPGZ5Uo
  俺「. . . ほんまに?」ウルウル

   >>377 
   わー可愛いー。

379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします。 [sage]:2012/12/09(日) 21:20:42.15 ID:hzzW24N5o
  大学入ったら同棲しちまえ!

   >>379 
   確かにしたい。

380 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 21:24:02.91 ID:OaRgVkJL0
   サクを抱きしめた。 
   
   ヒ「嘘なんかつかへんよ」 
   サ「うん」 
   
   キスした。 
   少し舌を絡めた。 
   サクの息がすこし荒くなった。 
   
   サ「あたしここまでヒマのこと好きになるとは思わんかった」 
   ヒ「それは…なんか複雑やなw」 
   サ「だって女子同士はおかしいって思ってたから」 
   ヒ「…うん、私も」 
   サ「でも今はそうは思わへん。ヒマと一緒におりたい」 
   ヒ「…うん」 
   
   サクが抱きしめてきた。 
   
   サ「ヒマ…したい」 
   ヒ「何を?」 
   サ「……何をって…だから……さっきの続き」 
   
   自分の顔が熱くなった。

383 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 21:30:05.89 ID:OaRgVkJL0
   ヒ「う、うん」 
   サ「えっと……どうすればいいん?」 
   ヒ「え、どうすればって…どう、やろ…」 
   サ「ヒマしたことあるんちゃうん?」 
   ヒ「あるけど女子同士のやり方とか分からん…」 
   サ「男子と女子ってやり方ちゃうの?」 
   ヒ「え……どうなんやろ…」 
   サ「……………」 
   ヒ「……………」 
   
   結局断念してキスしたりしてた。 
   一応報告は以上です。

382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(九州) [sage]:2012/12/09(日) 21:25:53.78 ID:eMAJQijAO
  サク可愛いすぎやな

  なんか充分「そうゆう雰囲気」そうなのに

   >>382 
   でもどうしたらいいんか分からんくてお互い笑ってそういう雰囲気じゃなくなった。

385 :ヒマ ◆sbMZvw2Now [sage]:2012/12/09(日) 21:33:46.62 ID:OaRgVkJL0
   ごめん、サクと会ってくる。 
   行ってきます。

386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/09(日) 21:36:15.80 ID:2hudZDDno
  いってら~ 存分にイチャこいてこい!

389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/11(火) 08:42:41.40 ID:hDKR8to+o
  今なら一緒に居たいと我が儘を通せるタイミング
  サクのお母さんと彼氏さんも夫婦水入らずの生活できるし

392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2012/12/11(火) 14:48:58.23 ID:s9HjwbN5o
  逆に少し離れることもいい経験になりそうだよね。
  デートの時に待ち合わせしたり出来るし♪
  それに、離れてから同棲した方が、一緒に暮らせることの喜びが増えそうw









最終更新:2013年04月30日 22:21