6月30日の朝日新聞”ポリティカにっぽん”に現代日本の人間疎外について、いい表現がありました。
高齢者は「ワラビ衆の寂しさ」にさいなまれ、若者は「閉ざされた蟹工船」の中でもがき続ける。
平和と平等を目指した繁栄日本が行き着いたのはマルクスが予言した、人間が人間らしく生きられない
「人間疎外」の現実だったのか。
※「ワラビ衆の寂しさ」
村田喜代子「蕨野行」
江戸時代のことか、ある村で60歳を超えると、村を去って蕨のという丘でワラビ衆となり共同生活をするという棄老の物語である。
村は貧しく、老人よりも生まれてくる子供たちを生かさなければならない。自分たちは自分たちで身の始末をしてね。後期高齢者の分断は、
現代のワラビ衆かもしれない。
最終更新:2008年06月30日 07:49