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医療報酬改定 (2008.2.16)

お産できる施設の減少や搬送受け入れなどが問題となった産科や小児、救急分野の医療。国は、病院に積極的な受け入れをしてもらうため、報酬を加算して誘導を図る。

治療や薬の公定価格である08年度の診療報酬改定の内容が13日決まった。医師の技術料にあたる「本体部分」の引き上げと開業医向けの一部報酬の削減などで計1500億円を確保し、産科や小児科医、病院の勤務医不足対策に振り分ける。

医療の値段、4月からこう変わる(患者の自己負担は3割、70歳以上は原則1割負担)

<外来の初・再診療>
 ・初診料は開業医、勤務医共に2700円を継続。再診料は勤務医が570円(ベッド数200  床未満)を30円引き上げ、600円に。開業医は710円のまま据え置き。
 ・再診時に上乗せされる開業医の外来管理加算の見直し。
 ・軽いやけどなど簡単な治療の評価を廃止し、初・再診料に含める。

<産科>
 ・救急搬送された妊産婦の受け入れに5万円の入院加算。
 ・リスクの高い妊婦の入院料を1日あたり1万円加算。

<小児科>
 ・高度な小児医療を提供する子供専門病院の入院料引上げ。
 ・小児夜間、休日外来の診察料引き上げ

<勤務医不足対策>
 ・外来の縮小や当直明け勤務の軽減など勤務医の負担軽減策を作成した場合、入院料を   引上げ。
 ・医師の事務作業を補助する職員(医療クラーク)を配置した場合、初日の入院料引き上    げ。
 ・開業医が夜間、早朝、休日に救急患者を診察した時、初・再診料を引上げ。
 ・手術料を平均3割引き上げ。

<後期高齢者>
 ・75歳以上の高齢者の慢性疾患を総合的、継続的に診察する主治医への報酬を新設。
 ・勤務医と開業医の外来管理加算を520円に統一。
 ・患者と家族、医師らが終末期の診療方針を話し合い、文書化した場合に2千円の報酬。

<その他>
 ・がん対策で、副作用が少ない新しい放射線治療法を保険対象に。
 ・脳卒中後のリハビリで成果をあげた病院の入院料引き上げ。
 ・コンタクトレンズ専門の診療所への評価引き下げ。
 ・処方箋の様式を変更し、後発医療品(ジェネリック)を積極的に調剤した薬局に加算。

(2月14日付、朝日新聞より抜粋)


コメント

微妙ですね。病院に対して報酬を引上げ、人材確保の余裕を持って欲しいのはわかりますが、高齢者など少しの負担増で苦しい人もたくさんいるはず。問題は、コンビニ感覚で利用する患者さんや、クレーム対応の処理と医師は言っています。医療費の点からの改定だけでは救急搬送問題や、小児科の減少問題などに歯止めはかからないでしょう。明日は、この点もふまえて地域医療の問題とりあげたいと思います。

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最終更新:2008年04月28日 19:00
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